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2015-10-11 [ Sun ]
3日目。

2日目辺りまではムラサキサギとカンムリワシが出なくても、まぁ明日があるあると割と気楽に過ごしてたけど、そろそろ本気で焦り始めた。というわけで前日のナイトドライブで正直しんどかったりするんだけど朝から全力でムラサキサギ探し。
石垣島でバードウォッチングガイドとかしてる店のホームページ見ると、少ないとか言いつつもほぼ毎日見れてるみたいなんだけどね。まぁ現地でずっと鳥見してきてポイント知り尽くしてるプロと比較しても仕方ないか。
本当はちょっと今から店に行ってガイド頼めないかなとか思ったりもしたけど、そんな急には無理だろうし最初からならまだしも途中からそれをやったら見れてもなんか微妙な気分になりそうだからやっぱり自力で。出会い方も大事にしたいよね。

イシガキシジュウカラ
イシガキシジュウカラ Parus minor nigriloris
国内じゃ最も南に分布してる亜種なのでとにかく暗色がクローズアップされるけどやっぱり背中には薄く黄緑が見える。
ちなみに日本のシジュウカラの亜種は九州以北の亜種シジュウカラP. m. minor、奄美諸島のアマミシジュウカラP. m. amamiensis、沖縄諸島のオキナワシジュウカラP. m. okinawae、そして、八重山諸島のイシガキシジュウカラの4亜種(鳥類目録第7版では平島で不明の亜種P. m. ssp.の記録有り)というのが日本人には一般的だと思うが、IOCのリストを見るとP. m. kagoshimaeとか言う亜種がしれっと載ってたりする。
どうやら九州南部と五島列島の亜種と言うことだから、人様のブログや山階の標本データベースで本州の個体と九州南部の個体を見比べてみたけど何とも言えない。まぁ亜種が違うよと言われてみれば九州南部の個体の方が若干暗色の気もしないでもないが気のせいだと言われればそれまでな感じ。タイプ標本でもネット上に残ってれば分かるかと思って見てみたけど、総模式標本全部まとめて第二次世界大戦で吹き飛んだとか論文に書かれてたから結局どこがどう違うのかは分からず。まぁ形態だけじゃ分からない違いということなのかもしれないけどちょっと気になる。

今までは割と南部の田んぼで探すことが多かったけど、もうなりふり構ってられないからポイントとか考えず島中の田んぼを回る。

「晴れ渡ってるし海入りてえなぁ…」とかいう雑念を抱えながら、川平の辺りを車で走っていると前の電線に何か留まってる。
どうせズアカだろ…とか思いつつ少し手前から見てみると、
チュウダイズアカアオバト
チュウダイズアカアオバト Treron formosae medioximus
はい、正解。2日目午後から大量発生しすぎてすっかり物珍しさはなくなってるけど、なんだかんだ言いつつ見ればやっぱり少しだけ嬉しくなる(笑)
アオバトTreron sieboldii sieboldiiとズアカアオバトみたいに下尾筒で差があれば良いのに。
そう言えば出発前にはキンバトChalcophaps indica見つけてやるとか思ってたけどこの頃にはすっかり忘れてた。ベニバトStreptopelia tranquebarica humilisはまだ少し期待してたけど(笑)

チュウダイズアカアオバト2羽を見てるとすぐ先の電柱の上に明らかにハトとは違うシルエットが。

カンムリワシ1
カンムリワシ Spilornis cheela perplexus
やっと出た‼もうちょっと山の方に行かないとキツいかと思ってたけど意外とひょこっと出た。
西表ならもっとボロボロ出てきたんだろうけど、やっぱり抱卵期の石垣じゃ多少難度が上がるようで。

カンムリワシ2
英名のCrested Serpent Eagleも素敵です。

カンムリワシが出て少し心が潤ったから、一旦ムラサキサギ探しを止めて於茂登岳へ。日中はそれなりに暑いのに登山口周辺に毎回希少種を採らないでって言うビラを持った人が交代で待機してて大変そう。まぁ5月の暑さくらい現地の人には大したことないのかもしれないけど。

サキシマキノボリトカゲ
サキシマキノボリトカゲ Japalura polygonata ishigakiensis
成果はこれとリュウキュウキビタキFicedula narcissina owstoniとイシガキトカゲPlestiodon stimpsoniiくらい。やっぱり自分1人だけだと両爬との遭遇率が極端に下がる。そのくせ鳥の成果も芳しくないってのがまた悲しい所。まぁ鳴き声すら聞こえないんじゃどうしようもない。時間も悪いし。

クロアゲハ
クロアゲハ Papilio protenor
チョウはまぁ留まったら撮るかって感じで。

ヤエヤマウラナミジャノメ
ヤエヤマウラナミジャノメ Ypthima yayeyamana
他にこの辺だとマサキウラナミジャノメYpthima masakiiを気を付けないといけないけど、白の入り方からヤエヤマウラナミジャノメでいいはず。

リュウキュウヒメジャノメ
リュウキュウヒメジャノメ Mycalesis madjicosa madjicosa
ここら辺の茶色いチョウはチョウ探しをしてる時には正直そんなに惹かれないんだけど、鳥見の最中とかにポロッと出てくるとなんか惹かれるものがある。ひたすら鳥を見続けて目が鳥に慣れてるから新鮮味があるのかね?

暑さでいい加減我慢ならなくなって2日目に続いて海へ。今回は多少人がいてもサンゴがある場所を選んでみた。
中にはそんなことばっかしてるから大して鳥を見れてないんだと思う人もいるかもしれない。
正にその通り(笑)
まぁその時一番見たい生き物のために動くのが一番ってことで。その時の欲求に正直に生きることは大切ですよと自己弁護。

海は午前中とは違って空が曇ってて若干寒かったけど魚は前日泳いだ場所より多かったです。

ダンダラトラギス
ダンダラトラギス Parapercis cylindrica
2日目と同じくいっぱいいるし撮りやすい。これも一応国内では沖縄じゃないとまず見ない南方系の魚なんだけど、やっぱり青や黄色のド派手な魚達と比べるとそれっぽさがないね。なんか完全に南方系=ド派手っていうのが頭の中に定着してる。

シチセンムスメベラ
シチセンムスメベラ Coris batuensis
目がくりっとしてて可愛らしい。

ミツボシキュウセン
ミツボシキュウセン Halichoeres trimaculatus
キュウセンの類もやっぱり派手。見つけた時はここら辺の魚はやっぱり沖縄って感じで本州じゃ見れなそうだなぁとか思ってたけど、1ヵ月後に地元で潜ったら模様は違えど同じような形で派手なニシキベラThalassoma cupidoがやたらいてなんか嬉しくなった。

ミスジチョウチョウウオ
ミスジチョウチョウウオ Chaetodon lunulatus
南国っぽい魚。個人的なイメージだけど南国と言ったら黄色と黒のチョウチョウウオってイメージはある気がする。

サンゴ1
サンゴはいっぱいあるんだけどいかんせん潮が引いてて浅い。

サンゴ2
でかいサンゴは海の上に出ちゃってる。

サンゴ3
だからここら辺を通る時は引っかからないようにめちゃくちゃ気を遣う。

フウライチョウチョウウオ
フウライチョウチョウウオ Chaetodon vagabundus
バガボンド。
学名が放浪者で和名が風来坊。行動範囲が広いって言うけど他のチョウチョウウオとそんなに違うんかね?

ヒメシャコ
サンゴに埋まってる。ヒメシャコガイとかの類なんだろうけどよく分かんない。

カンモンハタ
カンモンハタ Epinephelus merra
アミメキリンGiraffa camelopardalis reticulataの友達か親戚的な何か。色合いは地味だけど模様はかなりのインパクト。ハタ科の中では小型の種だけど、たまにこういうちょっと周りの小魚より大きめの魚が出てくれるとなんとなく嬉しくなる。

オグロトラギス
オグロトラギス Parapercis pacifica
ダンダラトラギス以外のトラギスを初めて見た気がする。

オビブダイ
オビブダイScarus schlegeliかなぁ?
オビブダイのメスっぽい気がするけど一部オスっぽい色も出てるような…。オビブダイは他の多くのブダイ科と同じく、生まれつきオスの一次雄の他にメスからオスに性転換する二次雄が存在するわけなので、メスからオスに移行中とかだとこんな模様になったりもするのかなぁって感じ。と言っても移行中の写真はまだあんまり見つけられてないから、移行中のオビブダイがどんなもんなのかよく分かってないのであくまで予想。
まぁとりあえずブダイはかっこいいってことで(笑)

海から上がったら今回の遠征最後の夜だしナイトドライブの前になんかいいもん食べてから風呂にでも入ろうと思い町へ。
で、色々店を探して候補もいくつか挙がってたんだけど、車を走ってる最中に目に入って気になったトニー食堂へ。
行く前に友人に「石垣行くならヤギ汁食えよ」と言われて少し気になってたんです。
ちなみにこの友人、名前は伏せるけど本人は臭みがだめでほぼ食べられなかったらしい。自分が食べれないものを人に勧めるあたり、この友人がどんな人間かということがお分かりいただけるだろう(笑)
正直、漂う地雷感に何度か諦めそうになったけど結局入店。

トニー食堂
トニーそばとヤギ汁。
味は別に悪くない。ただ聞いてた通り匂いが強いので3口食べる毎に水を含んで口の中の匂いを消すという作業が必要。4口目行くとなんかイラッとする。重ねて言うけど味は悪くないっすよ。

食べ終わった後は口の中に広がる匂いを消すためにもう一軒行こうかと思ったけど、結構腹に溜まってたので諦めて風呂探し。なんか最後の夕飯がこれで良かったのかと少し微妙な気分。

次に風呂を探したんだけど、ネットで調べたら石垣で風呂だけ利用できる所は今はとあるホテルの浴場のみらしいんだけど、その値段がまさかの1600円。今までどこの島でも風呂なんて500-600円だったのに…これがホテルのレベルか…。まぁ海水でパッサパサになった髪をどうしても洗いたかったから結局入ったんだけどね。

次回は夜。

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