2012-04-04 [ Wed ]
3月の17~20日まで卒業旅行という名目で屋久島に行ってきました。

現地までのルートとしては、博多まで夜行バスで15時間→博多から鹿児島の港まで新幹線等で3時間くらい→フェリーで13時間(夜は種子島の港に停泊)。長い。東京~奄美航路ほどじゃないけど長いです。1日移動で潰れる。

しかも、双眼鏡忘れて博多で購入。2000円くらいの安物だけどとても痛い。で、博多でちょっと時間があったからその安物の双眼鏡持って雨の降る中、重い荷物下げてちょっと海まで5kmくらい歩いたけど何にもいないっていう踏んだり蹴ったりぶりでした。

新幹線引退
新幹線の引退セレモニーやってた。

屋久島には朝に着いたのでとりあえず宿に荷物置いて自転車借りて外へ。ちなみに自転車は宿のおじさんがただで貸してくれました。「なるべく金を使わせない」がモットーだとか。素晴らしいです。ちなみにこの宿のおじさんは私が鳥を見に来たといったら「今年は鳥がいない。鳴き声すらしないよ。」とのお言葉をくれました。まぁもう色んなところで何回も言われてるから慣れたけど。

とりあえず1日目は山には入らず、適当に島を一周している道路でも回ってみることに。目標は、ミヤケコゲラ、ヤクシマヤマガラ、シマメジロで。

イソヒヨドリ
イソヒヨドリ Monticola solitarius philippensis
相変わらずどこでもいるイソヒヨドリ。どうせならアオハライソヒヨドリMonticola solitarius pandooの雄とか出て欲しいもんです。

適当に自転車で走り回ること30分。

ヤクシマヤマガラ
ヤクシマヤマガラ Parus varius yakushimensis
まずは目標1種目。亜種オーストンヤマガラParus varius owstoniには敵わないけどやっぱり亜種ヤマガラParus varius variusよりは色が濃い。
そういえばヒヨドリも若干色が本州の亜種ヒヨドリHypsipetes amaurotis amaurotisより濃い気がしたんですが気のせいですかね?まぁかつては亜種ハチジョウヒヨドリ(亜種名分からなかった)として別亜種扱いだったくらいですから若干本州と違う点があるのかもです。あるいはただの気のせいか。

さて、さっきも書いたようにこの日の目的は山には入らず島を一周している道路を走るつもりだったのですが、相変わらずの方向音痴っぷりでいつのまにやら山の中に。来た道すら戻れないっていう無様さ(笑)

ミヤケコゲラ
ミヤケコゲラ Dendrocopos kizuki matsudairai
三宅島以来です。懐かしい。コゲラも南方の亜種ほど色が濃くなるとは言うけど正直よく分かりません。背面とか撮れれば多少違いが見出せたのかな?

シマメジロZosterops japonicus insularisもいたけどこっちは写真なし。てかシマメジロは町中には全然いなくて山の中にいっぱいいました。冬は町中でも見やすいって話だったけどまぁもう春だしね。
本州産の亜種メジロZosterops japonicus japonicusに比べると上面の緑と喉や下尾筒の黄色が濃いせいか割と色鮮やかな感じ。

せっかく山の中に入ったんだからこのまま進んでしまおうということでとりあえず近くの自然公園なる所に向かうことにしました。すると向かってる最中でやたらけたたましい鳴き声が。最初何の声だか分からなかったけど、何度か聞いてる内に前に何回も聞いた警戒音だと思い出した。

ヤクシカ糞
こんなのも大量に転がってるし間違いない。

ヤクシカ5
ヤクシカ Cervus nippon yakushimae
屋久島に来たからにはまぁ見とかないとですね。小さい。エゾシカCervus nippon yesoensisあたりと比べると特に大きさの違いが目立ちます。
基本的に聞こえる声はヒヨドリとヤクシカが主でうっさいです(笑)

公園に着いたのでとりあえず散策してみる。

屋久島総合自然公園
途中、大小合わせていくつも川はあったけどオガワミソサザイTroglodytes troglodytes ogawaeは見つけられず。カワガラスCinclus pallasii pallasiiはいたけど。

アオサギ
アオサギ Ardea cinerea jouyi
上の写真の中にアオサギがいます。

ヤクシカ3
ヤクシカが普通に開けた所に出て来てた。

ヤクシカ4
接近するとやれやれといった感じでのそのそと逃げて行く。

ヤクシカ1
でも、ちょっと木がある場所につくともう逃げない。なめきってます(笑)

滑る木道
超滑る上に斜めになってたりする木道。しかも、鳥はヒヨドリしか出ない(笑)

この公園ではミヤマホオジロEmberiza elegans elegansが見れたけどそれ以外はヒヨドリばっかで他には収穫らしい収穫はなし。

公園を出た後は白谷雲水峡が割と近かったので行ってみようとしたけど、あまりの急坂に途中でダウン。ママチャリで山登るのはさすがに無理でした(笑)
しかも、ブレーキがあんまり効かなくて帰りの下り坂が死ぬかと思った(笑)

再び大きい道路に出た後は、今度は海岸を巡ってウミヘビでもいないかと探してみる。あと、鳥の死体も。

ニホンヒキガエル1
ニホンヒキガエル Bufo japonicus japonicus
うじゃうじゃしてる。ここ海水じゃねぇのかよってくらい海の近くでうじゃうじゃしてます。オタマジャクシは分からないけど同じ場所で陸に上がりたてのチビが同じくうじゃうじゃしてたのでヒキガエルだと分かりました。てか、陸に上がりたてのチビがうじゃうじゃしてるとかなりキモい。初めてカエル見て引きました(笑)

ニホンヒキガエル2
別の場所でも。

ニホンヒキガエル産卵地
こんな場所とかにいっぱいいます。

宿近くの海岸を見て回ったけど結局ウミヘビも死体もなし。なので今度は夜に備えてヤモリがいそうな場所を見繕っておくことに。
基本的に私のイメージでは、ヤモリと言ったら夜に明るい場所で虫を食べてるって感じなんですが、ヤクヤモリは人工物には来るものの明るい所にはあまり出ず、ライトの明かりとかでも逃げ出すらしい。なので、あんまり光の当たらない場所を探す。

ズアカアオバト
ズアカアオバト Sphenurus formosae permagnus
途中で見つけたズアカアオバト。たぶん雌。翼の写真があるんだけどやたら暗くて色が見にくい…。確か下尾筒でも雌雄判別出来たハズだけど…。アオバト雄→アオバト雌→ズアカアオバト雄→ズアカアオバト雌の順で白い部分が狭くなるんだっけ?間違ってたらごめんなさい。

ヘソカドケマイマイ1
ヘソカドケマイマイ Aegista conomphala
イトウケマイマイAegista itoiの写真がほとんどないからたぶん。まぁ殻の高さもイトウケマイマイはもっと高かった気がするし大丈夫でしょう。良さ気な公衆トイレにいっぱいくっついてました。

ヘソカドケマイマイ2


で、いくつか公衆トイレ等を回ってると、
ズアカアオバト死体
素晴らしいもの発見。こっちはたぶん雄。ちなみに単純にアオバトSphenurus sieboldii sieboldiiとの識別点だけ見るなら下腹の色を見ればOK。アオバトは白でズアカアオバトは下腹まで緑。アオバト雄なら中雨覆と小雨覆の赤紫が特に濃いから更に分かりやすいけど。

海岸でこそこそとズアカアオバトを解体した後は一旦宿に戻る。島まで来て晩御飯がカップヌードルってのがなんとも切ないです。

で、23時頃から昼間に見つけておいた場所でヤモリ探し開始。
まずはヘソカドケマイマイが大量にいた公衆トイレへ。

サツマゴキブリ2
サツマゴキブリ Opisthoplatia orientalis
壁を照らしてたらいきなり出てきてびっくりした。いくらサツマゴキブリがかっこいいとは言っても一応ゴキブリなのでいきなり至近距離で見たら驚きます。

サツマゴキブリ1
落ち着いて見るとかっこいいんだけどね。

アシダカグモ
アシダカグモ Heteropoda venatoria
たまに上から落ちて来る。マジで勘弁して欲しい。

ヤクヤモリ1
ヤクヤモリ Gekko yakuensis
いた。見た瞬間に「でかっ!!」ってなった。最近はニホンヤモリGekko japonicusばっかり見てたから凄まじく大きく感じる。
見つけたからにはミナミヤモリGekko hokouensisとの識別を頑張るわけだけど、中々難しい。輪状溝の背面に大型鱗が一対とか言われてもまず輪状溝がどれだか分からないっていうグダグダっぷり。仕方ないので月光守宮さんに電話して教えてもらう。で、溝は分かったけど今度は大型鱗が見つからない。けどそれは写真を撮って拡大したら見つかりました。月光守宮さん、夜遅くにすんません。

ヤクヤモリ6
尻尾。

ヤクヤモリ3
指下板。

ヤクヤモリ4
撮っても識別点にはならないんだけどね。それでも撮ります。なぜなら指下板が大好きだから(笑)

ヤクヤモリ5
顔出し。
ミナミヤモリとの交雑個体も考えなきゃいけないんだけど正直難しい。

ヤクヤモリ2
いくつか回ったけど結局この1地点しか見つかりませんでした。

結果
1,ウミウ 2,ミサゴ 3,トビ 4,ハイタカ 5,キジバト 6,ズアカアオバト 7,ミヤケコゲラ 8,キセキレイ 9,ヒヨドリ 10,カワガラス 11,イソヒヨドリ 12,ウグイス 13,ヤクシマヤマガラ 14,シマメジロ 15,ミヤマホオジロ 16,スズメ 17,ムクドリ 18,ハシブトガラス
ヤクヤモリ ニホンカナヘビ ニホンヒキガエル ヤクシマザル イエネコ ヤクシカ

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