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2020-09-13 [ Sun ]
 3日目続き。楽しかったお山に別れを告げ、次の目的地市街地へ。

 行きに続きうろうろしてたサンケイLophura swinhoii を軽く眺めたりしながら山を下っていくとだんだん民家が増えて人里って感じの雰囲気になってきた。

ジャワハッカ
ジャワハッカ Acridotheres javanicus
 外来種。普段だったらそこまで好みの鳥ってわけでもないのに、里の鳥に飢えすぎててなんだかとてもかっこよく見える(笑)

オウチュウ台湾亜種
オウチュウ Dicrurus macrocercus harterti
 前回、なんだかんだあってチラ見しか出来なかったオウチュウにやっとちゃんと会えました。ヒメオウチュウD. aeneus braunianus と違って、下部に白斑があるとか言うけどよく分からない。嘴基部の白斑とか欠片も見えないし。尾羽の形も違うらしいけど実物を見た経験が少な過ぎてよく分からんです。まぁ環境的にも体色的にもオウチュウでしょう。

ベニバト
ベニバト Streptopelia tranquebarica humilis
 オウチュウと同じく前回チラ見しか出来なかった鳥。2015年に石垣島に行った時は、入ってるって情報見つけてちょっと探したんだけど結局見つけられず、その年の夏の初台湾は見れたは見れたけど、上記の通りチラ見って言葉がピッタリの感じだったのでやっとまともに見れました。

キジバト台湾亜種
キジバト Streptopelia orientalis orii
 イメージではベニバトの方が多いイメージだったけど意外とキジバトも多く、最初ベニバトが出るまでキジバトばっかり出ててかなり焦りました。一応亜種としては台湾固有亜種だけど、個人的には申し訳ないことにぶっちゃけそこまで魅力は感じない。
 とか言ってたらいつの間にやらIOCリストだと亜種キジバトS. o. orientalis に取り込まれてた。

タイワンシロガシラ
タイワンシロガシラ Pycnonotus sinensis formosae
 あぁはい。うーん、この模様はどうもそこまで好きになれないのでいまいち感動がない。

 行きは夜中で特に見るものもなかったからさっさと通りすぎた道だけど、今回はオウチュウとかベニバトが度々出るもんで結局目的の河原に着いた時には夕方になっちゃいました。
 
 とりあえず目標は当初の予定通りタイワンセッカCisticola exilis volitans とタイワンヒバリAlauda gulgula wattersi

タイワンセッカ
タイワンセッカ Cisticola exilis volitans
 タイワンセッカの方はすぐに出てくれました。色合いがクリーム色っぽい淡い色合いでなんだかとても良いです。

オナガカエデチョウ
オナガカエデチョウ Estrilda astrild
 写真カスですんません。
 台湾では外来種になります。図鑑だと外来種のページとかにまとめて掲載されてる種は割とノーマークで勉強すらしてなかったので、距離があるのも相まって最初何の鳥か迷いました(笑)
 夕日のせいかやけに腹が赤っぽく見えるけど、オナガカエデチョウで大丈夫ですよね?
 元々アフリカ原産の鳥で、台湾以外にもハワイのオアフ島なんかは結構な数がいるみたいです。と言うか台湾でのオナガカエデチョウの数が分からん。そこそこいるもんなのかなぁ。
 そして、亜種の特定は諦めました。無力ですみません。

アマサギ
アマサギ Bubulcus coromandus
 地元だと見られないことはないけど、夕方集団で飛んでいく所とかは中々見られないのでなんか嬉しい。やっぱり綺麗でいいサギです。写真のせいでいまいち綺麗さが伝わらないという問題はありますが(笑)

 後はタイワンショウドウツバメRiparia chinensis chinensis が3羽とツバメHirundo rustica gutturalis がいっぱい。台湾だとリュウキュウツバメH. tahitica namiyei とタイワンショウドウツバメがいっぱいいるのかなとか思ってたら、意外とそうでもなかったです。まぁタイワンショウドウツバメ見つけられただけで万々歳なので構わないですけども。タイワンヒバリは結局見れず。

 ちなみに2日分の食料の買い出しの為に徒歩でコンビニへ向かう道中、電線にハイイロオウチュウDicrurus leucophaeus らしき鳥を見かけたんだけど微妙に遠くて結局確証なし。台湾だと冬鳥らしいから時期的には微妙だけどなんとももやもやする…。
 気を抜いて双眼鏡もカメラも車に置いてきたのが災いしました…。

 夕飯の食パンを食べたら今度は次の日の朝の目的地である陽明山周辺の公園へ移動。公園脇で車中泊して起きたらすぐに鳥見を始めようという計画です。

ラトウチガエル
ラトウチガエル Hylarana latouchii
 到着後公園からカエルの鳴き声がしたのでとりあえず適当にカエルでも探してみる。
 ちなみにこの公園、テニスコートがあるんだけどよく見るとそこにデカくて黒い塊が3つ程横たわってたので、仕方なく公園の中は通らずに公園の脇を通って回り込むようにカエルの場所まで向かいました。

バンコロヒキガエル
バンコロヒキガエル Bufo bankorensis
 うーん、カエル探しも楽しいんだけどテニスコートが気になっていまいち集中出来ない(笑)

 もうちょっと山の方に入ればヘビとかも狙えたんだろうけど、翌日狙う鳥は朝の割と早い時間しか来ないと言うことなので早めに車へ引き返すことに。後、何よりテニスコートが怖い(笑)

 が、ここで初日の悪夢が再来。来た時と同じく公園の脇を車へ向かってそろそろと歩いていると、なんとテニスコートの黒い塊もといデカい犬が揃って起き上がり、小走りにこちらへ向かってくるではないか。とりあえずすぐにダッシュで逃げ出すも今回は位置関係的に奴らの方が車に近い為、仕方なく人通りの多い大通り方面に逃げることに。
 …いや、一応言っておくけど、これはあくまで人が多ければ寄ってこないかなと思っての行動であって、決して誰か別の奴を生贄にしようとかそういう腐った思考の結果ではないのでそこを間違えないでいただきたいです。
 何はともあれ必死で逃げて、これは追いつかれる前に余裕で通りへ出れるぞと安堵した瞬間、今度は前の通りから中型野良犬×1が出現。
 流石にこれは死んだかなとガチで思いました。中型1匹くらいならまだしも流石に挟み撃ちはヤバすぎる。とは言え、あきらめたらそこで人生終了ですよ的な状態なのでとりあえず脇の壁を登れないかとか、走ってる勢いのままに正面の中型犬を蹴り飛ばせないか等と色々考えていると、通りに出るギリギリの所で大型犬が諦めて戻って行ってくれたのでなんとか人生終了は回避できました。ちなみに中型犬はこちらをガン見はしてたけど、こちらが引き返したら追っかけてくることはありませんでした。

 まぁその後車に戻って少ししたら、さっきの大型犬が3匹で車の周りをうろうろしだしたけど、車に戻ってしまえばこっちのものなので無視して就寝。

結果
1,サンケイ 2,コサギ 3.アマサギ 4,ゴイサギ 5,キジバト 6,ベニバト 7,カノコバト 8,オウチュウ 9,タイワンショウドウツバメ 10,ツバメ 11,キバラシジュウカラ 12,ヒガラ 13,ズアカエナガ 14,ゴジュウカラ 15,タイワンシロガシラ 16,ニイタカキクイタダキ 17,ミヤマウグイス 18,タイワンセッカ 16,タイワンチメドリ 17,カンムリチメドリ 18,タイワンキンバネガビチョウ 19,ヤブドリ 21,シロクロヒタキ 22,コンヒタキ 23,アリサンヒタキ 24,ジャワハッカ 25,インドハッカ 26,タカサゴウソ 27,Taiwan rosefinch 28,スズメ 29,オナガカエデチョウ

タイワンカモシカ タイワンリス タイワンホオジロシマリス タイワンザル

2020-08-22 [ Sat ]
 3日目。
 この日も朝早くから起き出して鳥見開始。
 当初の主な目標はTaiwan rosefinch Carpodacus formosanus 、キンイロダルマエナガSuthora verreauxi morrisoniana 、タイワンオオセッカLocustella alishanensis と昨日既に見てるアリサンヒタキTarsiger johnstoniae だったけど、昨日おっさんに散々自慢されたのでミカドキジSyrmaticus mikado も追加。まぁとりあえず最優先目標はTaiwan rosefinchってことでスタート。

台湾朱雀1
Taiwan rosefinch Carpodacus formosanus
 早速出た!…のはいいけど暗くて…ほぼほぼシルエット。

台湾朱雀2
 今度はだいぶマシ。でも出来ればこの鳥はもう少し近くで綺麗に撮りたかった…。
 日本だとタカサゴマシコって名前が有名だけど、C. vinaceus から分けられた時に和名を取られてしまったので現在は和名なし。高砂って台湾の呼称なのに台湾にいない方の種に高砂が付いて、台湾にいる方は和名なしってどうなん?
 結局、鳴き声含めて早朝しか確認出来なかったけど、そういうもんなんですかね。

アリサンヒタキ
アリサンヒタキ Tarsiger johnstoniae
 アリサンヒタキは時間に関係なくちょこちょこ出る。

タカサゴウソ
タカサゴウソ Pyrrhula erythaca owstoni
 そういやウソ系見てねぇなって思ったら、ちょうどよく出て来てくれました。チャイロウソP. nipalensis uchidai (亜種ウチダウソ)は見れず。見たかったけどまぁ個人的にはタカサゴウソの方が好みなので我慢します。

褐頭花翼
タイワンチメドリ Fulvetta formosana
 アリサンヒタキを近くで撮れないかと粘ってたら少し離れた所に出現。もっと低い標高の鳥だと思っててノーマークだったけど、何気に高標高の鳥らしいです。地味にとても嬉しい。

 この鳥もTaiwan rosefinch と同じ様なパターン。元々、アリサンチメドリAlcippe cinereiventris の一亜種だったけど、インド、ミャンマー、ベトナム、中国南西部に生息する亜種と台湾亜種がそれぞれA. manipurensisA. formosana に格上げされた時にアリサンチメドリと言う和名はA.cinereiventris の方にそのまま残り、A. formosana の方はIOCのリストによると現在はタイワンチメドリと言う和名らしい。ちなみに現在のアリサンチメドリFulvetta cinereiventris は中国に生息。最早阿里山関係ない(笑)
 まぁ私は命名のルールとかは全然詳しくないので実際はそういうもんなのかもしれないけど、どうも違和感があるなぁ。

タイワンキンバネガビチョウ
タイワンキンバネガビチョウ Trochalopteron morrisonianum
 ここはまぁ普通にいる。そして近い。来れば見れる感じ。標高が高くてそこそこ有名な探鳥地ならどこもこんな感じなのかなと思ったけど、意外とそうでもないと言う噂も聞くのでやっぱりここは多いのかも?まぁとりあえずは見れれば何でもいいです。

ズアカエナガ
ズアカエナガ Aegithalos concinnus concinnus
 結局、ズアカエナガのまともな写真撮れてないです。数はだいぶ多いんですけどね。いかんせん素早くて。

タイワンザル
タイワンザル Macaca cyclopis
 お子様。この写真じゃニホンザルMacaca fuscata fuscata って言われたら私は普通に信じます(笑)
 お恥ずかしながら今更知ったんだけど、タイワンザルって日本に入ってるんですね。下北半島と和歌山は根絶したけど、伊豆大島は現役だとか。大根島はどうなんだろ?
 他にタイワンホオジロシマリスTamiops maritimus も出たけどこちらは写真は撮れず。個人的には日本のエゾシマリスTamias sibiricus lineatus に比べるとだいぶ不細工な印象。

 結局、キンイロダルマエナガもタイワンオオセッカも見れないまま、下山の時間が近付いてきた。
 この日は昼過ぎから山を降りて、町中の川原とかでタイワンセッカCisticola exilis volitans 、タイワンヒバリAlauda gulgula wattersi あたりを探す予定なので、ずっとここにいるわけにもいかないのです。いや、別に予定変更すればいいだけだけど、タイワンセッカ見たいし(笑)
 とりあえずもう少し時間があるので、特に見たくてかつ頑張れば見れそうな線を狙うことに。と言っても相手はある程度勝手の分かっている日本の鳥じゃないので、目的の種の選定はほぼほぼ感覚的なものですけど(笑)
 というわけで直感とかその辺の感覚的な理由により、ニイタカキクイタダキRegulus goodfellowi をここでの今回の最後の目標に定め全力で捜索開始。

 ニイタカキクイタダキを探すに当たり、現在の場所だとちょっと違う気がしたので場所移動。ニイタカが付いてるとは言え、要はキクイタダキRegulus regulus japonensis を探す感じでいいんでしょう。場所的には前日ホシガラスNucifraga caryocatactes owstoni を見た場所が中々良さげなのでそこを最後の地に決定。

で、やたら出てくるタイワンキンバネガビチョウをチラ見しつつ、木々の間を丁寧に探して行くと、
ニイタカキクイタダキ2
ニイタカキクイタダキ Regulus goodfellowi
 無事発見。ここに出そうって予想した場所で見つけられるとめちゃくちゃ気持ちいいです(笑)

ニイタカキクイタダキ1
 ある程度近くまでは来るけど、素早くて写真は微妙。この個体は(たぶん)メスなので英名のFlamecrest の由来になった繁殖期の冠羽は今回は見れず。でも、目の周りの黒い縁取りとか、その周りの広い白色部とかもかっこいい。

タイワンカモシカ
タイワンカモシカ Capricornis swinhoei
 まだ人の少ない時間帯だったこともあってか3回くらい遭遇しました。やっぱり大型哺乳類は遭遇すると嬉しいなぁとか思ったけど、考えたら小型でも普通に嬉しかったです(笑)
 ニホンカモシカCapricornis crispus と比べてサイズが小さく、温かみのある色でニホンカモシカよりも愛嬌があるように感じますね。まぁニホンカモシカは私的にはかっこいい系なのであれはあれでとてもよい。

神木
 なんかよく分からないけど、観光スポットらしい木。御神木的な何からしい。

ヒオドシチョウ
ヒオドシチョウ Nymphalis xanthomelas
 たぶん。日本でも見られるチョウ。私は見たことないけど。そして亜種とかは知らんです。
 行く前はチョウも撮るぞ!とか、思ってたけど現地に着いたらなんやかんやで鳥探しに夢中でチョウとか全然写真撮ってない(笑)

 ここでの最後の目標のニイタカキクイタダキを無事見つけられたので、いよいよ下山開始。もっと日数があれば後3泊くらいしたいけどそうもいかないのが社会人の辛い所ですね。まぁ学生の頃だったらまず車が使えないので問題外なわけだけど。

大雪山ビジターセンター
 ビジターセンター。ご当地図鑑でも売ってないかと思って行ってみたけど、日本でも売ってる台湾全域の図鑑くらいしかありませんでした。個人的にはここでしか売ってない「大雪山の野鳥」みたいな図鑑があるととても嬉しいんですけどね。

シロクロヒタキ
シロクロヒタキ Enicurus scouleri
 行きでシロクロヒタキを見た滝に帰りもいるかなーと思ってちょろっと寄ってみたらまたもあっさり発見。シロクロヒタキってこんな簡単にポロポロ出てくるもんなんですかね?出が悪いよりは全然いいけど。
 上の方になんか赤い尻が見えた気がしたので、もしかしたらカワビタキPhoenicurus fuliginosus affinis もいたのかもしれないけどそちらは全然出てきてくれませんでした。まぁカワビタキはここよりは烏来とかでちょっとマジメに探した方が早い気がする。

 大雪山国家森林遊楽区を抜ける前にゲート前で一旦休憩ということでトイレへ。このトイレ、顔の前が開いてて正面の林が見えるんですけど、用を足しながらぼーっと前を見てると、何やら黒っぽい鳥が出てきた。
コンヒタキ1
コンヒタキ Myiomela leucura montium
 コンヒタキ!正直全然期待してなかった鳥の出現にテンション上がりまくり、慌ててトイレの裏へ走りました。
 男女群島で捕獲された記録があるから日本の図鑑とかにも載ってるけど、流石に日本じゃ見れる気がしないです。

コンヒタキ2
 もう1羽いたけどこっちはメスかな?尾羽基部の白は見えるような見えないような。

 さて、コンヒタキが去った後、少し冷静になってみると今の自分が中々ヤバい状態だということに気付く。だってトイレの裏でカメラ構えてるんですもん。下手したら通報案件待ったなしですよ。
 こりゃやべぇと思い、慌ててトイレの裏を離れると、案の定というかなんというかおっちゃんが近付いてきて「お前、何撮ってたん?」と聞いてくるので、普段話しかけられた時には絶対やらない笑顔でフレンドリーに(内心冷や汗かきながら)コンヒタキの写真を見せると、おっちゃんは納得してくれたのか笑顔で去っていきました。
 まぁ写真を見せれば何とかなるってのは日本での職質の経験から分かっちゃいるんだけどもやっぱり状況が状況だけにやたら冷や冷やしました。

 何とか不審者疑惑を免れたので、改めて下山再開。高山の鳥と同じく前回見そびれた町の鳥探しへ出発。
 ミカドキジ?そんな鳥は知らん。
2020-07-06 [ Mon ]
 2日目最後です。

 当初の予定では早朝から鳥見を開始し、昼頃に車で行ける限界まで辿り着いて、そこでガンガン高山の鳥を探すぞ!とか考えてたのに、道中が楽しすぎてまだ上に付いてないのに既に15時近く。

24ルリチョウ2
ルリチョウ Myophonus insularis
 これまた個人的なルリチョウのイメージとは違う場所で遭遇。と言うか結構標高の高い所でもいるんですね。

 案の定道中寄り道しながらも、やっとこさ車で行ける一番高い地点に到着。この頃にはもう16時過ぎてて辺りは普通に夕方って感じ。ここで油断してちょっと休憩したりすると痛い目見るんです。具体的に言うと翌日見知らぬ鳥屋に「昨日の夕方はミカドキジSyrmaticus mikado が大サービスだったぜ!」とか「昨日の夕方はアリサンヒタキTarsiger johnstoniae が飛び交ってたぜ!」とか聞いてもないのに言われかねない。自分が目を離した瞬間に出たり、自分が見に行った前日まで出てたなんてのは実体験として山程あるので、ここは空腹も疲れもすべて無視して鳥見開始。

26タイワンキンバネガビチョウ4
 車から降りて目の前の草むらを見たら、早速なんか尻向けてガサガサやってる鳥を発見。まぁこの模様ならちょっとくらい隠れてたってすぐ分かりますね。

27タイワンキンバネガビチョウ2
タイワンキンバネガビチョウ Trochalopteron
morrisonianum

 今回かなり見たかった鳥の一種。タイワンキンバネガビチョウって名前よりはキンバネホイビイの方が有名なのかな?まぁタイワンキンバネガビチョウって和名に否定的な人も一定数いるっぽいしね。

28台湾蜥蜴
台湾蜥蜴 Sphenomorphus taiwanensis
 和名はたぶんなさそう。道端に佇んでて多少近付いても逃げなかったけど、めんどくさがって望遠以外のレンズを車に置いてきたせいで遠距離からしか撮れませんでした(笑)
 初めて台湾に来た時に見たインドトカゲSphenomorphus indicus とは標高で棲み分けてるらしい。って月光守宮君の記事に書いてありました(笑)

29タイワンキンバネガビチョウ3
 来る前の出なかったらどうしようってハラハラしてた自分が馬鹿らしくなるくらいめっちゃ出る。そして普通に足元まで来る。警戒心とかまるでないです。やろうと思えば掴めるんじゃないかってレベル。まぁ観光地だし人から色々もらったりしてるんですかね。

30ミヤマウグイス
ミヤマウグイス Horornis acanthizoides concolor
 行く前はこんなん見つからないだろうし、見つかったとして識別出来んのかよって思ってたけど、思いの外黄色味が強くて分かりやすい。と言うか普通に綺麗。

31タイワンキンバネガビチョウ1
 行く前は「何としても見たい!」みたいな感じだったのに、やたら出てくる上にやたら人慣れしてるせいで途中から扱いがぞんざいになっていく。悲しいね。

32アリサンヒタキ1
アリサンヒタキ Tarsiger johnstoniae
 キンイロダルマエナガSuthora verreauxi morrisoniana の目撃情報のある池の周りを歩いてたら突然飛び出してきたアリサンヒタキ。この鳥も今回是非見たかった鳥。まぁ台湾で高山行くって言ったら、大抵の鳥屋はこの鳥を思い浮かべるんじゃないでしょうか。
 アリサンヒタキって名前だし、やっぱり阿里山の方が見やすいのかなぁと思って阿里山に行くか大雪山に行くかギリギリまで迷ってたけど、こっちでも見れて良かった。と言うかそんなに出にくい鳥ってわけでもないようで、その後もちょこちょこ遭遇しました。

 暗くなるまで池の周りでキンイロダルマエナガとかタイワンオオセッカLocustella alishanensis あたりを探してようかとも思ったけど、同じ場所ぐるぐるしててもつまらないのでちょっと場所を変えてみる。

33ホシガラス台湾亜種
ホシガラス Nucifraga caryocatactes owstoni
 群れで飛び回ってました。個人的にホシガラスの群れのイメージとしては2,3羽位までのイメージだったけど、実際は意外と多くてこの時は7-8羽の群れで活動してました。日本でもその位の数は普通なんですかね?ちなみに何気に日本でホシガラスを1回しか見たことのない私としては、ホシガラスの群れっていうのは地味にテンション上がります。ひゃっほい。
 台湾の亜種は台湾固有亜種で、日本の亜種N. c. japonica との違いは、見ての通りの星模様の少なさ。後、星模様の大きさもだいぶ小さくてなんかパラパラしてますね。実物見る前は星の少ないホシガラスとかないわって思ってたけど、見るとやっぱりこれはこれで良い。

 ホシガラスを見送ったら、いよいよ暗くなってきたので車に戻ることに。本当はニイタカキクイタダキRegulus goodfellowi とか見つけたかったけど仕方ない。全部次の日の楽しみとして取っておきましょう。
 ちなみにさっき「昨日の夕方はミカドキジが大サービスだったぜ!」とか言われたくないから頑張るって書いたけど、結局戻ってる最中に見知らぬおっさんに「今日の朝はミカドキジがすごい出たんだよ!」と動画付きで自慢されました。なんなんだ。

結果
1,ミヤマテッケイ 2,サンケイ 3,ヒメフクロウ 4,オオアカゲラ 5,ホシガラス 6,イワツバメ 7,ゴジュウカラ 8,コシジロムシクイ 9,ミヤマウグイス 10,カンムリチメドリ 11,メジロチメドリ 12,ヤブドリ 13,タイワンキンバネガビチョウ 14,ミミジロチメドリ 15,ズアカエナガ 16,キバラシジュウカラ 17,ヒガラ 18,キクチヒタキ 19,アリサンヒタキ 20,シロクロヒタキ 21,ルリチョウ 22,ハナドリ

タイワンリス ハクビシン タイワンザル タイワンカモシカ
2020-03-18 [ Wed ]
 前回に引き続きまだまだ車で山登り中。昼くらいには上まで行けるかと思ったら、道中が楽しすぎて全然辿り着かない(笑)

17コシジロムシクイ
コシジロムシクイ Abroscopus albogularis fulvifacies
 やっと固有種でも固有亜種でもない鳥が出てきた(笑)
 日本でムシクイって言うと色合いの地味な鳥のイメージが強いから、それを考えるとムシクイと言う名前にどうにも違和感を感じる鳥。これまたムシクイへの負のイメージであんまり写真が撮れる気がしてなかったんですけど、一度だけ撮れました。地味にとても嬉しい。と言うかこの一回しか見れてない。
 ちなみにこの日の夕方、地元鳥屋と話をしててコシジロムシクイを見たかと聞かれたので、写真を撮ったよと言ったら「あなたはプロだ」と言われました。何のだ(笑)

18ズアカエナガ1
ズアカエナガ Aegithalos concinnus concinnus
 カンムリチメドリと同じく今回特に見たかった鳥の1つ。可愛いんだけど可愛さにステ全振りのエナガAegithalos caudatus とはまた違ったかっこよさもある鳥。

19ズアカエナガ2
 そっぽ向かれた。中標高から高標高まで結構な範囲で結構な数を見かけたけど、エナガの名を冠するだけあって素早く、まともな写真は撮れませんでした。

20ゴジュウカラ台湾亜種
ゴジュウカラ Sitta europaea formosana
 台湾固有亜種。腹が茶色いので日本の亜種とは一目で違うと分かります。

21タイワンザル
タイワンザル Macaca cyclopis
 前回は川の対岸でやたら遠かったタイワンザル。ニホンザルMacaca fuscata fuscata でもそうだけど、こういう道路脇とかに座ってる個体は滲み出るふてぶてしさがあるよね。

 道中開けた場所に出る度にカザノワシIctinaetus malaiensis malaiensis を探したり、頭上の木に出たハナドリDicaeum ignipectus formosum 雄に逃げられて地団駄踏んだりしながらも登っていくと、道の脇に滝が出現。環境的には粘ればカザノワシ行けそうな気もしたんだけどなぁ。粘ってないから仕方ないけど。

23大雪山滝
 実はこの滝も大雪山での結構大きな目的の一つ。事前の下調べで、今回の旅でシロクロヒタキEnicurus scouleri を狙うならここだろうと目をつけてたんです。後ついでにカワビタキPhoenicurus fuliginosus affinis (笑)

22シロクロヒタキ
シロクロヒタキ Enicurus scouleri
 遠いけどまぁこれはこれで水辺に生息するエンビシキチョウ属の鳥って感じで雰囲気的には悪くないのかなって思う。
 と言うか着いた瞬間に出たけど、こんなあっさり出るもんなんだろうか?イメージ的には出るか出ないか結構分の悪い賭けだと思ってたんだけども。

 シロクロヒタキは割とすぐに下流に消えてしまったので、再び移動開始。
2020-01-24 [ Fri ]
 2日目。今日からはちゃんと(?)鳥メインです。

 朝、予定通り5時前に起床。前回は夜も両爬探して歩き回ってたせいか、朝起きれない事が多かったからとりあえず一安心。夜を削った甲斐がありました。

 で、早速支度をして鳥を見ようと思い、コンタクトを入れ、洗浄ケースを水洗いしてると視界の端で何かが動いた。

 どうも黒っぽく見えたので、カラスかなーとか寝起きの日本感覚が抜けきらない頭で考えながらそっちを見てみると…
1サンケイ1
サンケイ Lophura swinhoii
 はっ‼️?ってなりました。まさかのサンケイ。もう本当に一瞬で目が覚めましたわ。朝目を覚ましたらサンケイが目の前歩いてるとか幸せ過ぎる。

2サンケイ4
 元々23Kの辺りで出るって話は聞いてたけど、ポイントって言われてる場所はもう少し下で、駐車場に出るとは思ってませんでした。
 それに今回はとにかく動き回るつもりで、行く前に頼まれたテッケイBambusicola sonorivox 以外は特にキジ類を張る予定はなかったので、完全に想定外でした。と言うかIOC、いつの間にかテッケイが独立種になってる。気にしてなかっただけで前からかもしれないけど。

 ちなみにすぐ逃げるかと思ったら全然逃げない。と言うか結構ガンガン近付いてくる。

3サンケイ2
 この藍色とても好き。尾羽の白も素敵だし、日本のキジPhasianus versicolor も良いけど個人的にはこっちの方が断然好みだなぁ。

4サンケイ3

 サンケイやべぇとかしょうもない事を考えながら、双眼鏡で覗いていると、今度は双眼鏡の端に何か入った。
5ミヤマテッケイ
ミヤマテッケイ Arborophila crudigularis
 マジか。ミヤマテッケイも駐車場近くに出るとは聞いてたけど、まさかこっちも登ってくるとは。サンケイと同じく特に張るつもりはなかったから、こちらも完全に想定外。
 ミヤマテッケイの色もいいなぁ。体の色もだけど顔と首の白色部が真っ白じゃなくて白百合色っぽいのもポイント高いです。顔の模様も良い。

 ちなみにミヤマテッケイは駐車場のガードレール下の斜面を見たら、5、6羽の群れでうろうろしてました。出るって聞いてた場所そのままだったけど、1日に2、3回って聞いてたし、上記の通り今回はキジ類を捨ててたので、登って来てくれなかったら見逃してた可能性もあったかもなぁ。まぁ覗き込むくらいはしたとは思うけど。

6タイワンリス
クリハラリス Callosciurus erythraeus
 クリハラリスも近い。前回はその内撮ろうとか思ってたら、結局クソみたいな写真しか撮らなかったから、今回はちゃんと撮れて良かった。
 亜種は…きっとthaiwanensis。他の亜種が写真がなくてよく分からん。

 予想外のキジ類2種で完全に目が覚めたので飯食べて鳥見開始。それにしても、台湾のコンビニのツナマヨおにぎりが本当に口に合わない。前回食べて知ってたハズなのにうっかり買って結構本気で後悔しました。好む味付けがやっぱり違うってことなのかな。

7カンムリチメドリ1
カンムリチメドリ Yuhina brunneiceps
 最初に出たのはカンムリチメドリ。今回の台湾で特に見たかった鳥の1つが早速出てくれました。

8カンムリチメドリ2
 めちゃくちゃ可愛くないですか(笑)
 前回もそうだったけど、チメドリ系は日本じゃあんまり見ないからテンション上がるなぁ。

9ルリチョウ
ルリチョウ Myophonus insularis
 ルリチョウはもっと水辺にいるイメージだったけど、以外と山の中でひょこっと出てくる。
 と言うか朝起きてから固有種しか出てきてねぇ。流石は台湾。

10キバラシジュウカラ
キバラシジュウカラ Parus monticolus insperatus
 いっぱいいる。キバラシジュウカラはアジアに広く分布してる種で、固有種ではないけど台湾の亜種は固有亜種。

11ミミジロチメドリ2
ミミジロチメドリ Heterophasia auricularis
 分かりづらくて申し訳ないけど、後でもう少しマシな写真載せるので勘弁して下さい(笑)

12ヤブドリ1
ヤブドリ Liocichla steerii
 和名からして潜行性高そう。実際そこそこ高いんだろうけど、今回はファーストコンタクトで目の前に長々と出てきてくれました。

 ちょこちょこ鳥を見つけては止まりながら車で登っていくと、何やら前方に三脚とカメラを持った集団を発見。まぁ日本でもお馴染みの光景、珍鳥待ちの鳥屋集団ですね。
 台湾行きを決めた当初、今回の遠征は張りとかはなしでとにかく動き回ろうと思ってたもんで、最初は「はー、やっぱり海外でもこの光景は当然あるんだなぁ」とか思いつつもスルーして通り過ぎたんだけど、何となく気になって引き返すとどうやらヒメフクロウGlaucidium brodiei pardalotum を待ってるっぽい。
 ……それならしょうがない。他の鳥ならちょっと考えたけどヒメフクロウはしょうがない。通り過ぎると言う選択肢はないやろってわけで結局待つことにしました。

13ミミジロチメドリ1
 待ってる最中に出てきたミミジロチメドリ。今度はちゃんと分かる。
 何故か高標高域の鳥ってイメージがあったけど、実際は中標高域でよく出る。今回高標高域では見かけませんでした。ちなみに冬には低標高域にも降りるらしいです。

14オオアカゲラ台湾亜種1
オオアカゲラ Dendrocopos leucotos insularis
 同じく待ち時間に出たオオアカゲラ台湾固有亜種。少し珍しいのか多少人が集まってました。

15オオアカゲラ台湾亜種2
 いつまでたっても日本の亜種オオアカゲラD. l. stejnegeri 見れないなぁ…。亜種オーストンオオアカゲラD. l. owstoni は見たことあるけど、あれはなんかもうパッと見別物だから…。

 しばらくミミジロチメドリやオオアカゲラと戯れてたけど、それでヒメフクロウを見逃しても辛いので本格的に待機。

 すると30分くらい待った所で、奥の方の木にヒメフクロウが。とは言っても奥の方過ぎていかんせん遠い。観察するにも写真を撮るにも正直微妙なので、「こっちゃこい、こっちゃこい」とお祈りしてたら、私の真摯な祈りが通じたのか、近くの木に場所を移してくれました。

16ヒメフクロウ
ヒメフクロウ Glaucidium brodiei pardalotum
 …これはヤバい。自分で見つけたんじゃない鳥って、当然自分で見つけた時程テンションは上がらないもんだけど、このちょこんとした立ち姿は否が応にもテンション上がる。まぁ自分で見つけてたらもっとテンション上がったんだろうけど。
 強いて言うならもう少し明るい所に出てほしかった…。とは言え近付いてくれてのこの位置なのでまぁ仕方ない。
 先入観で夜行性だと思ってたけど、実際は昼行性なので結構バンバンいなくなったり出てきたりします。

 このままヒメフクロウをいつまでも眺めてたい欲求に駆られたけど、それをやっちゃうと後で確実に後悔する羽目になるので程々のところで移動を再開。
 

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プロフィール

TOGU

Author:TOGU
鳥見と糖分摂取を生きがいとするダメ社会人のブログ。

内容は9割方鳥見の記録です(残り1割も生き物ネタ)。

リンクはたいていの場合大歓迎ですが、一応コメントで伝えていただけると嬉しいです。

まぁ、誰も使う人はいないと思われますが一応写真の無断使用無断転載禁止です。
なにか御用の場合はvulpesmustelaアットyahoo.co.jp(アットを@に変えて下さい)まで御連絡下さい。

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