2017-10-28 [ Sat ]
 お久し振りです。相変わらず季節感とか無視する方向なので、季節は秋ですが記事の内容は春です。
 2016年の年末にクマタカNisaetus nipalensis orientalis を見に行った早戸川林道に今回はヤブサメUrosphena squameiceps を探しに行って来ました。まぁクマタカの時もそうでしたが、今更ヤブサメ見たことないとか正直あんまり言いたくない気がしなくもないのですがあえて書いてきます。

 林道に入ると早速オオルリの声が。この時期は冬と違って葉が茂ってるから声で探さないときっつい。と言うわけで声の出所を探すと、
1オオルリ
オオルリ Cyanoptila cyanomelana cyanomelana
 いた…けどクソ遠い。めちゃくちゃ高い木の上で囀ってるから写真とかこんなゴミしか撮れない。ちなみにこの写真が特に酷いとかじゃなく、今回基本的にどの写真もこのクオリティです(笑)

 オオルリがどっか行っちゃったので歩き始めると、早速今回のお目当てヤブサメの声が。前回は声を調べ忘れて、声を知らずに行ったら全然見つけられず、帰って声を調べたら歩いてる最中に散々聞こえてた声だったって言う間抜けをしたので、今回はちゃんと覚えてきました。まぁ覚えてきたって言うか前回のやらかしの後じゃ流石に忘れられなかったってだけなんだけども。
 と、いうわけで断続的に聞こえる「シリリリ…」という声をもとに捜索開始。

2センダイムシクイ
センダイムシクイ Phylloscopus coronatus
 これも声ですぐ分かる鳥。初めて見たのが戸隠で、それ以来しばらくの間ムシクイ系ってちょっと見づらい鳥ってイメージを持ってたけど、まぁ実際はセンダイムシクイくらいなら初夏に山に入ればわさわさいますね。

3ヤブサメ
ヤブサメ Urosphena squameiceps
 あら、割とあっさり登場なさった。今回はもちろんオオルリとかキビタキFicedula narcissina narcissina とかあわよくばコマドリErithacus akahige akahige とか見たいと思ってたけど、メインはヤブサメなのでヤブサメが出るまではいつまでも声のする場所で張ってやると固い決意で挑んだのですが、大して待つこともなくあっさり出てきてくれました。ウグイスHorornis diphone cantans もいいけどヤブサメのこの短い尾羽は割と好きです。

4ヤブサメ
 お馴染み一度出るとそれ以降よく出る現象。2羽とも写そうとしたら結局どっちも微妙になるっていう典型的な一兎をも得ず状態。

5オオルリ
 最大の目的ヤブサメもあっさり出たので、ここからは普通に何でもいいから夏鳥探し。道中知り合ったおば様と諫早干拓の話などしながら鳥見。まぁ私は諫早行ったことないので、基本的に聞く側だけど。

6オオルリ
 オオルリはぽろぽろ出るけど遠いのが多くてなんとも。

 道中、たくさんのオオルリ狙いのカメラマンの後ろを通り抜けて、先へ進むと突如コマドリの声が。ここに入ってたこと自体は知ってたけど、もうそこそこ日が経ってたから正直そんなに期待はしてませんでした。だけどいると分かったからには見たくて見たくて仕方なくなってくる。私、亜種タネコマドリErithacus akahige tanensis は三宅島で何回か見てるけど、亜種コマドリって粟島の森の中で1回見つけただけで、写真すらない状態なのです。というわけで張り込み開始。

8コマドリ
コマドリ Erithacus akahige akahige
 出るには出たけど自分たちがいる所よりそこそこ高い所に出たからだいぶ遠い。しかもこの写真だと亜種タネコマドリとの一番分かりやすい識別点である胸のラインが見えないですね。まぁ久し振りなんで見れただけでもいいですけど。コマドリ自体は本気で撮影したいなら、毎年来るようなポイントなんかもあるんでしょうけど、そういう場所は既にカメラマンが大量にいると思われるのでなかなかそこで粘ろうって気になれない。まぁ一番はずっと同じ場所で張るのが苦手っていうのが大きいけど。

 ヤブサメ見て、オオルリ見て、コマドリ見て、割と満足した気がするので帰る。時間ギリギリまで粘るのもいいけど、気分のいい時に帰るのも手です。私の場合調子に乗ると大抵その後何かやらかしますし(笑)

結果
1,カルガモ 2,カワウ 3,オオバン 4,コチドリ 5,トビ 6,ハシボソガラス 7,ハシブトガラス 8,ヤマガラ 9,ツバメ 10,ヒヨドリ 11,ヤブサメ 12,エナガ 13,センダイムシクイ 14,メジロ 15,ガビチョウ 16,コマドリ 17,オオルリ 18,キセキレイ 19,カワラヒワ 20,ホオジロ
2017-09-02 [ Sat ]
 4月の末にカラフトムシクイPhylloscopus proregulus が出てるとのことで杉並区に行った時の記事です。

 まぁ結果から言ってしまえば、大外れで既にカラフトムシクイは抜けた後だったのですが、ここまで来てただ帰るのもなんだしということで半日ほどそのままそこで鳥見することにしました。

1キジバト
キジバト Streptopelia orientalis orientalis
 公園に入ったら、とりあえずキジバトがお出迎え。キジバトやドバトColombo livia var domestica はこういう公園だと警戒心薄くて目の前うろうろしてくれるから、暇つぶしにはもってこいですね。

2ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメ Trachemys scripta elegans
 こういう池の中に浸かってる木とか見ると大体アカミミがずらっと並んでる。

 人だかりがあってのでここかな?と思い、行ってみるとカワセミ待ちの人々。カラフトムシクイ目当てっぽい人達もいるにはいたけど、本当に数人でこの時点でカラフトムシクイはほぼ諦めました。というのもこの日は天気がとても良かった上に、公園の雰囲気がとても良くてなんだか珍鳥探しとかどうでもよくなってしまったのです。なんかね、住宅街の中の公園で親子連れとかがいっぱいいて子供が走り回ってるの見てたら今日はのんびり鳥見がしたいなと。

3カルガモ
カルガモ Anas zonorhyncha
 晴れて(?)カラフトムシクイを諦めたので、カワセミ待ちの集団の中でカルガモとかだらだら撮ってみる。

7カワセミ
カワセミ Alcedo atthis bengalensis
 池の周りを歩いてたら、カワセミが飛んできた。わざわざ人混みの中で待つ気はないけど、こうやって歩いてて突然遭遇とかはいいですね。普段、カワセミの写真はそんなに撮らないけど、それは人混みの中でだらだら待ちたくないってだけでカワセミ自体は綺麗な鳥だと思ってるので。

8カワセミ
 結構サービスが良くて長時間留まってくれた上にホバリングなんかも見せてくれたけど、ホバリングの写真は全然撮れませんでした。カメラのシャッタースピードを一番速くしても全然撮れない。

9ムクドリ
ムクドリ Spodiopsar cineraceus
 全然、警戒心がなくて足元うろうろしてたのに、写真を撮り始めたら急に警戒しだしたムクドリ。

10ハシブトガラス
ハシブトガラス Corvus macrorhynchos japonensis
 ハシブトガラスは普段全然かっこよく見えないのに何かたまにすごくかっこよく見えることがあって不思議。都会のハシブトガラスは軟らかいものばっかり食ってて額の出っ張りが小さくなってるとか聞いたけど、実際どうなんですかね。確かにこの個体とか見ると嘴のごつさの割に額はすっとしてるように見えなくもない気がしますが。

11アオサギ
アオサギ Ardea cinerea jouyi
 ほとんど動かず最初本当に人形かと思ったアオサギ。

12カルガモ
 気分が良いので隣でカップルが「カモがいるよ~」とか言ってイチャついてても全然いらつきません。

13ラーメン
 何だか楽しくて値段の割に味は微妙ってのが分かりきってるラーメンとか食べちゃいます。

結果
1,カルガモ 2,ドバト 3,キジバト 4,アオサギ 5,カワセミ 6,ハシボソガラス 7,ハシブトガラス 8,シジュウカラ 9,ヒヨドリ 10,ムクドリ
2017-07-30 [ Sun ]
 今回は2週連続でツルを見に行った時の話。

 茨城県にアネハヅルAnthropoides virgo が出たということで慌てて車で急行。
 現地に着くとおそらく現地の野鳥の会か何かだと思われる人が交通整理をしてました。アネハヅルの出た場所は畑で、みんな車を農道に止めているためこういう人の存在は大分ありがたいです。なんせ「鳥屋+農道=現地住民との揉め事」のような所があり、ちょくちょく鳥屋お断りなんていう看板が立ったりすることもあるくらいだし。まぁ狭い農道に車を何十台も止めたらそらそうなるわという感じなんですが、こういう畑ってたいてい駅からは遠いし、まわりに駐車場なんて皆無だしだったりするので仕方ないっちゃ仕方ないと言えなくもないんですけどね。まぁ現地の人からはそんなの関係ない話ですし。

アネハヅル4
アネハヅル Anthropoides virgo
 アネハヅル自体はだだっ広い畑の中で車が大量に止めてあるということですぐに見つかりました。ちょっと距離が遠いけど前日は大分近かったとのことなので期待して待ってみる。
 こんだけ畑のど真ん中にカメラ持った人間が集まってると、やっぱり鳥屋以外の方々も気になるようで、たまたま車で通りかかったと思われる方々が何人か見に来てました。で、アネハヅルを挟んで反対側の道から写真を撮ろうとしたりしてるわけですが、いかんせんスマホのカメラなので結構近くまで行かないとまともに撮れないようで、まぁそこそこ近くまで近付いてました。こうなってくると今度は反対側の鳥屋から不満が噴出してくるわけで、間にアネハヅルがいるから流石に怒鳴る輩はいなかったものの「逃げたらどうすんだ」とか「鳥への影響を考えられないのか」とか色々お怒りの言葉がちらほら。まぁこれもよくあることですね。言い争いにならないだけ今回はむしろマシな方。まぁ鳥への影響なんて100人、200人で何時間も鳥を見続けてる私達に言えたことでもないんですがね。

アネハヅル3
 一方、アネハヅルの方は案外人を気にしてる感じはなく、食料を探しながらじわじわと近寄って来ました。

アネハヅル2
 この距離まで来てくれるとこちらもカメラの小ささを活かして自由に動けるのでだいぶ写真は撮りやすい。
 それにしてもアネハヅルと言えば以前石川県に見に行って思いっきり外したのが懐かしいです。情報をもらってその日の夜に夜行バスで石川に行って大外し。その日の夜の便でまた戻ってそのまま次の日に新宿から久里浜の研究所まで直行したのが懐かしいです。

アネハヅル1
 以前は出水にも来てたみたいですが、今じゃもう来てないみたいですね。今回はそこそこ長く逗留してくれたおかげでなんとか会えて良かったです。
 日本で記録のあるツル類の中じゃ断トツで好みのツルですが、大きさがもうちょっとあれば更にかっこいいんだけどなぁ。ツルを見るって言う頭で行くと、「小っさ!」ってなります。まぁでもこのサイズで高度6,000mを飛んでヒマラヤを越えて行くって言うんだから凄まじいですね。中には8,000近くまで高度を上げてるグループもあるっぽい。まぁ上げきれなくて後退していくグループもあるみたいだから、やっぱり簡単に越えてるってわけではないようですね。

 アネハヅルを見た一週間後、今度はナベヅルGrus monacha を見に神奈川へ。ナベヅルは駅から6,7㎞ほどあったので行きはタクシー、帰りは徒歩で。
ナベヅル4
ナベヅル Grus monacha
 このナベヅルは結構前から情報が出回ってたので私が行った時には人も10人くらいで良い感じ。
 最初は川の中州の奥の方で休憩してたけど、近くの畑で採餌するとのことだったので、アネハヅルと同じくしばし待機。
 ちなみに何でしばらく来なかったかと言うと「ナベヅルと言えば出水!」と言う妙なこだわりが私の中に会ったため。しかし、その前の週のアネハヅルのせい(?)で「ツル見たい」って感じになってしまいのこのこと出向いたわけです。自分で言うのもなんですが安いこだわりですよ(笑)

 中々動かないナベヅルを前にうろうろ場所を変えながら、まだかなまだかなとかやってたら一瞬カワウPhalacrocorax carbo hanedae に気を取られた瞬間に飛ばれたので慌てて追っかける。

ナベヅル3
 ナベヅルが飛んだ時には大体の人は既に帰ってたので、残ってたおじさんと2人でギリギリまで距離を詰めてみようということに。

ナベヅル2
 まだ若いのもあってかまぁまぁ近付けるけど、アネハヅルよりは遠い。まぁそれに関してはアネハヅルがおかしかっただけですね。

ナベヅル1
 見に行っておいてなんだけど、やっぱり出水で見てみたいっすね。
 現状、出水には世界のナベヅルの9割が飛来してて、伝染病による大打撃が結構前から危惧されてるのは有名な話ですが、そんなわけだから、現在出水に渡来してるツル類の各地への分散が試みられてるわけです。なんで、有名な一面ツルだらけって光景を見るにはなるべく早く行かないと危ないのかも。

 しばらくおっさんと2人でナベヅルを眺めてたら、また川の方に戻って行ってしまったのでちょうど日も暮れてきたし退散。
2017-06-04 [ Sun ]
 こんにちわ。GWが終わって虚脱感に苛まれる毎日です。

 今回は新年早々渡良瀬遊水地に行って来た時の記事です。

 年末にチフチャフPhylloscopus collybita tristis の情報を見つけて正直見辛いんじゃないかと思いながらも、個人的に割とお気に入りの鳥なのでとりあえず行ってみる。

 現地に着いたらだいたいの場所は分かってるので、とりあえず湖周辺の鳥を見ながら移動。

ジョウビタキ
ジョウビタキ Phoenicurus auroreus auroreus
 オスとメス両方いたけどオスはサービスが悪い。

ヒドリガモ
ヒドリガモ Anas penelope
 逃げ方にやる気を感じないヒドリガモ。こっちがそこそこ近付いたら逃げたけど、のろのろと水に入ってのろのろと岸から離れていきました。

オオバン
オオバン Fulica atra atra
 一転、こちらはやる気のあるオオバンの集団。こちらが足を止めたら近寄ってもないのに一斉に泳ぎ去っていく。別に近寄る気もなかったんだけどね。まぁ警戒心が強いのは大事なことでしょう。

ハジロカイツブリ
ハジロカイツブリ Podiceps nigricollis nigricollis
 岸から近い所にいてちょっと人気者になってたハジロカイツブリ。

カンムリカイツブリ
カンムリカイツブリ Podiceps cristatus cristatus
 初めてカンムリカイツブリを見たのもここだったなぁ。それまで何故かそこそこ珍しい鳥というイメージを持ってたカンムリカイツブリを、ここで初めて割と大量に見て「あっ、カンムリカイツブリってそういう感じなんだ」と思ったのが懐かしいです。

 橋を渡って中の島まで渡ったら、それ以上は詳しい場所は分からないので自力で探す…はずがあっさりと写真を撮ってる集団を発見。初認からまぁまぁ経ってるし、1月2日なので流石にそんなに人もいないだろうから自力で頑張ろうと思ってたのになんか拍子抜け。

チフチャフ1
チフチャフ Phylloscopus collybita tristis
 というわけで今回のお目当て。鳥の図鑑を見てたいていの人がとりあえず一回は引っかかるんじゃないかと思われるチフチャフです。大学生の時にサークルの友達と、チフチャフって名前がいいねって話になって、しばらくチフチャフチフチャフ連呼してたのが懐かしいです。名前の由来が囀りっていうのは有名な所ですが、今回は冬なので当然その囀りは聞けませんでした。

チフチャフ2
 ムシクイの類ってことでもっと出にくいもんかと思って身構えてたけど、結構愛想が良くてかなりの長時間出てくれました。一ヶ所への滞在時間も割と長くて、どんくさい私でも写真を撮ることができました。

チフチャフ3
 良い色合いです。ムシクイだと結構黄色っぽい鳥も多いけど、私としては灰色系、特にチフチャフのほんのり明るめの灰色が好みだったりします。

チフチャフ4
 亜種名はチフチャフだったりシベリアチフチャフだったりしますが、そこら辺は書いてあるブログや本によって違うので、私は日本鳥類目録第7版に倣ってとりあえず亜種チフチャフという名前を使っておこうかなと思います。まぁチフチャフという亜種名は基亜種に使うのが妥当なんじゃないかって気もするのでその内変えるかも。

 チフチャフに満足したら久し振りに猛禽でも探すかということで鷹見台へ。私は正直鷹見台にあんまり良い思い出がないのですが、まぁ今回こそは平気だろうということで。

 過去のトラウマとは裏腹に鷹見台にはあっさり到着。だけどまだ猛禽の出る夕方には早いので、ちょっと葦原でも歩いてみるかと思いその場を移動。これがすべての間違いでした。
 しばらく歩いてそろそろ夕方だからさぁ帰ろうと思い、引き返すもなんか風景が違う。おかしいと思いつつもとりあえず土手まで行ってみるとその違和感は確信へ。どうみても風景が違う。コミミズクAsio flammeus flammeusが2羽飛んでるけど正直それどころじゃない。
 慌てて近くにあった地図を見ると、
地図
 赤線が鷹見台からの行きのルート。で、青線が引き返してからの帰りのルート。
 どうやら見事に道を間違えて、葦原を挟んで反対側の土手に来てしまったらしい。もうこの時点でテンションガタ落ちですよ。こっちからじゃ逆光で猛禽なんかろくに見えないし、今から戻ってももう暗くなってるだろうし。とは言え戻らないことには話にならないので完全にやる気をなくしながらも来た道をなんとか戻る。
 案の定戻った時には結構暗くなってて猛禽とか見れる状態じゃなく、仕方なくまたトラウマを増やしつつ帰る。正直来る度に渡良瀬遊水地に対しての負のイメージが増して行ってる気がします。やっぱり渡良瀬は車じゃなきゃ辛いです。

結果
1,オカヨシガモ 2,ヒドリガモ 3,マガモ 4,カルガモ 5,ハシビロガモ 6,コガモ 7,キンクロハジロ 8,ミコアイサ 9,カイツブリ 10,カンムリカイツブリ 11,ハジロカイツブリ 12,キジバト 13,カワウ 14,アオサギ 15,オオバン 16,セグロカモメ 17,ミサゴ 18,トビ 19,ノスリ 20,コミミズク 21,カワセミ 22,コゲラ 23,モズ 24,ハシボソガラス 25,ハシブトガラス 26,シジュウカラ 27,ヒヨドリ 28,エナガ 29,チフチャフ 30,ムクドリ 31,オオアカハラ 32,ツグミ 33,ジョウビタキ 34,スズメ 35,ハクセキレイ 36,カワラヒワ 37,ベニマシコ 38,ホオジロ 39,カシラダカ 40,アオジ 41,オオジュリン
2017-04-06 [ Thu ]
 昨年末に早戸川林道に行って来ました。狙いは毎回のことだけどクマタカNisaetus nipalensis orientalis 。丹沢湖とかの方が遥かに見やすいんじゃないかって気もするけど、ここはもう「クマタカを初めて見るのは意地でも早戸川」って言う最早自分でもよく分からない意地ですね。

1
マガモ Anas platyrhynchos platyrhynchos
 ここでは湖面にはそこまで期待してないので、水辺はちょろちょろっと眺めるくらい。まぁオシドリAix galericulata くらいはちょっと期待してるんだけど発見ならず。もっと狭い川の方に入ればヤマセミMegaceryle lugubris lugubris とかカワガラスCinclus pallasii pallasii とか探すけど、今回はそっちも不在。カワガラス永らく会えてないです。

2
ベニマシコ Carpodacus sibiricus sanguinolentus
 大学時代に冬にベニマシコを見るためにここに来て、大喜びしてたのが懐かしいです。今だと嬉しさももちろんあるんだけど、ついつい「オオマシコCarpodacus roseus portenkoi じゃないのか…」的な思考が脳裏をよぎってしまいます。まぁそれだけうす汚れたということでしょう(笑)

 ちょこちょこベニマシコとかカヤクグリPrunella rubida に目を取られながらも、クマタカを探すために上を向いて歩いていたけど出てくるのはトビMilvus migrans lineatus ばっか。ここまでクマタカ外してると流石に「トビはトビでいいよね」とか言ってられない心境になってきたりもするのですが、トビに文句垂れてもしょうがないのでひたすら黙ってクマタカを探す。
 正直、諦めムードというか惨敗ムードの中、いつも昼食を食べている橋に近づくと何やら橋の上で上方に向かってカメラを構えてる数名のカメラマンを発見。低い場所を撮ってるならベニマシコあたりの可能性が高いが、ここで上方を撮ってるならきっとクマタカに違いないとの確信の元、即座にダッシュ。接近してカメラの向けられた先を見ると、

3
クマタカ Nisaetus nipalensis orientalis
 やっと、やっと会えました。正直、一番最初の印象は「森の王者」とか言ってるけど、要は「空の王者」イヌワシAquila chrysaetos japonica の劣化版みたいなもんでしょとか言うイメージだったのですが、そんな無礼な考えのせいか、何回宮ケ瀬に行っても見れず、7年経ってやっとこさ会えました。ちなみに私が住んでいる千葉県は、沖縄以外で唯一クマタカの記録がない県であるため、現在では劣化版どころか神聖視に近いものがあったりします(笑)

4
 最初は木の上に留まってて馬鹿みたいに見辛かったけど、一旦飛び立って山の後ろに消えたと思ったら、出てきてソアリングを始めたので、ゆっくり見れました。まぁ段々上に昇って行っちゃうからどんどん小さくはなっていくわけだけど…。
 本当は留まってる時に、「角鷹」の名前の由来になったという説もある冠羽を見ておきたかったんだけど、流石にそこまでの運はなかった模様。でも、代わりに同じくクマタカの大きな特徴となる、幅広で、相対的に短い翼は見ることが出来たのでまぁ良いでしょう。この翼のおかげで長い翼を持ち、開けた場所での狩りに適したイヌワシとは違い、森林内を飛翔して獲物を探すことが出来るわけです。

 まぁそうは言っても日本のイヌワシもイヌワシの生息環境としてはだいぶ特異な場所に住んでるわけですが。イヌワシには現在、日本に生息する最小の亜種イヌワシA. c. japonica を含めて6亜種が確認されてますが、亜種イヌワシ以外の亜種は基本的に草原等の開けた環境に棲息していて、日本のような森に覆われた環境に棲息していることはだいぶ珍しいようです。
 そんな生息環境もあってか亜種イヌワシは元々イヌワシの亜種の中では最も個体数が少ないわけですが、現在は伐採地等の人為的に開かれた土地が減っていて、亜種イヌワシにとって更に厳しい環境となってきているようです。

 とうとうクマタカに出会えて、正直今日やることはやり遂げた感が凄かったので、昼ご飯食べて帰ることに。本当はこの後川沿いでカワガラスを探そうかとも思ったんだけど、それで見つからないでテンション下がるよりは今日は気分良く帰りたかったのでおとなしく帰還。

 バスまで時間があったから、バス停周辺でちょろちょろっと鳥見。

5
カワセミ Alcedo atthis bengalensis
 親子連れが芝生で休んでる脇で、じりじりとにじり寄って撮影したカワセミ。不審者の誹りは謹んでお受けしようと思います(笑)

6
カルガモ Anas zonorhyncha
 カモは池の半面がキンクロハジロAythya fuligula で半面がカルガモの支配域と言った感じ。で、たまにホシハジロAythya ferina

7
イソシギ Actitis hypoleucos

8
 来たらとりあえず買ってる豚汁。特に絶対買わねばってこともないんだけど、林道から戻ったらとりあえず買うってのがなんかもう一連の流れになってる模様。

 豚汁飲んでダラダラしてたらバスが来たので人里へと帰還。

結果
1,マガモ 2,カルガモ 3,ホシハジロ 4,キンクロハジロ 5,キジバト 6,カワウ 7,アオサギ 8,オオバン 9,イソシギ 10,トビ 11,クマタカ 12,カワセミ 13,コゲラ 14,アカゲラ 15,ハシボソガラス 16,ヤマガラ 17,シジュウカラ 18,ヒヨドリ 19,エナガ 20,メジロ 21,ガビチョウ 22,シロハラ 23,ルリビタキ 24,ジョウビタキ 25,カヤクグリ 26,ハクセキレイ 27,セグロセキレイ 28,カワラヒワ 29,マヒワ 30,ベニマシコ 31,アカウソ 32,ホオジロ 33,アオジ

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プロフィール

TOGU

Author:TOGU
鳥見と糖分摂取を生きがいとするダメ社会人のブログ。

内容は9割方鳥見の記録です(残り1割も生き物ネタ)。

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