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2019-01-31 [ Thu ]
 お久し振りです。年末の垂れ流しはしたものの普通の記事は1年以上空いちまいました。が、特に言い訳もないので通常営業で行きます(笑)
 2018年の冬くらいまで一気に飛ばそうかとも思ったけど、この記事が書きかけだったのでとりあえずこれを書いて、そこからは飛ばし飛ばし書きたいところだけ書いて行こうと思います。

 2017年12月上旬、ネット上で「佐渡島でクロハゲワシ発見」の情報を発見。
 当時、屋久島にも出現してたものの、流石に佐渡やら屋久やら島はちょっとなーということで最初は敬遠してたのですが、Twitterで先輩の撮った写真を見てそのかっこ良さに「これは…行くっきゃない!」みたいなテンションになってしまい、12月23日、24日に佐渡島へと行ってきました。

 とりあえず行く前にある程度場所を絞っておきたいと思い、ネットで探すとどうやら国仲平野らしい。と言っても国仲平野が具体的にどの辺か良く分からないので、とりあえず行きの船の中で鳥屋を見つけて聞くことにしました。
 ついでにせっかくだからトキについても調べてみる。佐渡島に行くんならそりゃトキも探さないとですよね。なによりクロハゲワシを外した時でも、トキさえいてくれれば、「自分はトキを見に来たんだ!」と自分を慰められる…気がしますから(笑)


 で、当日。23日の朝に新潟のフェリーターミナルに着くとすぐに大きなカメラを持った数名のグループを発見。すぐに話を聞きたかったけど、既に乗船口に並んでて話に行きにくい位置だったので、話は船の中で聞くことに。
 しかし、ここで誤算が。いざフェリーに乗ってみるとカメラを持った人を全然見かけない。どうやら皆さん部屋で休んでるっぽい。そりゃね、いいカメラ持った人は私みたいに雑魚寝部屋とかとらないよね。カメラも心配だし。しかも、ここの航路は海鳥も残念なので甲板にも誰一人出てこない。結局、しばらく甲板で海鳥を探した後は、着いてからの運転に備えて部屋で寝てました。

 到着したらまずは予約しておいたレンタカー屋へ。今回はいつもと違ってレンタカーも宿もある実にまっとうな遠征です。まぁ真冬の佐渡島での車中泊はできれば回避したいですからね。…宿が取れなきゃやるつもりだったけど(笑)
 ついでにレンタカー屋の人に地図を見せて、国仲平野の場所を聞いてみると、「大体この辺」ってことで地図に赤丸を付けてくれたので、とりあえずそこに向かって出発。


ミサゴ Pandion haliaetus
 出発するといきなり黒っぽい猛禽がいたから見てみたらミサゴでした。いや、正直大きさも全然違うし、頭の色も黒くないから違うのは分かってるんですけどね?ついつい期待で(笑)

 ちなみに今回の計画というか目標としては、24日の昼の船で帰るので、23日丸一日と24日の朝ひたすら車で走り回って、多少遠くてもクロハゲワシに逢えれば成功というだいぶざっくりした感じです(笑)
 まぁ流石にあんまり遠すぎたり、チラッと一瞬とかはちょっとあれだけど…。後、出来れば証拠写真くらいは撮りたい。

 とりあえず国仲平野(と思われる辺り)に着いたら、そこからはよくある田んぼをひたすら車で走り続ける流れ。そして、見渡す限りの田んぼに本当に見つかるのかよと始める前から心が折れかかるのもいつもの流れです(笑)


ノスリ Buteo japonicus japonicus
 さっき色合いのせいでミサゴが一瞬クロハゲワシに見えるとか言い訳したけど、やっぱ猛禽ならなんでも見えてくるわ(笑)
 目的の鳥がいる時ってそんなもんですよね(笑)
 

トキ Nipponia nippon
 ニッポニア・ニッポン。今回の旅の第2目標。
 現地の人のブログとかであまり見れないだの、現地民でもあまり見たことがないだのって書かれてるのを散々見たせいで正直厳しいんじゃないかと思ってたけど、田んぼに行くと意外といっぱいいる。まぁそもそも現地の鳥屋じゃない人はまず田んぼを走り回ってトキを探したりしないか。
 でも、地味に警戒心が強い。今では野生下で生まれた世代もいるとは言え、大半の個体は放鳥によって放された個体ということで正直そこそこ人馴れしてんだろとか思ってたら、まぁ思いの外よく逃げる。最初に会ったこの個体だけは多少近かったけど、この後に会った個体は片っ端から距離を置かれてました。見つけた数は結構多いんだけどなぁ。

 とりあえず目標の2種の内の片方、トキを見れたから、後はその後もバンバン出てくるトキを眺めつつ、ひたすらクロハゲワシ探し。
 こっちは前述の通り次の日の帰るギリギリまで粘る覚悟で来てるから、もうここからはクロハゲワシとの根比べ。なので、「出るまでひたすら走り回ってやるぜ!」という意気込みの元に走っていると、少し小高くなってる場所が見えてきたので、とりあえずそこから周りを見渡してみることに。
 で、いざ見渡してみるとすぐに少し離れた田んぼのど真ん中に黒い土の塊みたいなのがあるのを発見。更によく見ると周りに2台ほど車が集まってるのも確認できたので、急いでそこへ向かう。


クロハゲワシ Aegypius monachus
 いた!それも1日目の昼で!
 「2日間本気で走り回ってそれでも見れるかどうか…」、みたいな最初の悲壮感溢れた自分が恥ずかしくなるくらいのスピードでした。
 とりあえず警戒心は車に乗ってる限りは、そこまで強くなさそうだったので車でジリジリ寄ってみる。私はその場に3番目くらいに着いたので、そこそこ近くで見れたけど、更に後から来た人達は中々近寄れなくて大変そうでした。まぁ先に来てた私達がいつまで経ってもどかないせいなんですが…。


 飛んじゃった!まだ全然見足りないので急いで追いかける。


 再発見。そして今回はさっきよりも近い。猛禽への憧れがあんまりない私でも思わず目が離せなくなるかっこよさです。


 普通に止まっててもでかいけど翼を広げると更にでかい。というか後ろから日が当たっててなんか神々しい(笑)



 他の人がいなくなってからもひたすらクロハゲワシを眺めていたら、再び飛び立ち、今度こそ見えなくなってしまったので、諦めてこちらも移動。
 さて、ここで一つ大きな問題が発生。既に述べたように今回の遠征の目的はクロハゲワシとトキであり、更に言うならば、この2種を遠征期間全部使ってなんとか探し出すって言うのが唯一にして最大の目標だったわけです。しかし、その目標2種が1日目昼にして早くも登場。しかもガッツリと。結果、初日にしてやりきった感に満たされてしまったわけです。ぶっちゃけ達成感で何もやる気が起きない(笑)
 とは言えこのまま観光して帰ると言うのも性に合わないので、とりあえずオジロワシHaliaeetus albicilla albicilla でも探してみるかぁと言うオジロワシに対してなんとも失礼な気持ちで探索を再開。

 しかし、そんな無礼な心持ちが災いしたのか、オジロワシ全く出ず(笑)


チョウゲンボウ Falco tinnunculus interstinctus
 チョウゲンボウはいっぱい出るんだけどなぁ。

 結局、オジロワシは見つからず日も落ちてしまったので、そこで1日目は終了して祝勝会ということで寿司屋へ。社会人の経済力を使って回らない方に行こうかとも思ったけど、やっぱり怖いので、100円じゃない回転寿司で妥協。時価怖い。
 まぁそれでも学生時代は、1人で離島に行った時の食事はとりあえず一食に付き食パン1枚か魚肉ソーセージ1本とかだったから、それと比べたらえらい進歩ですわ。

 でも実際、社会人になってからの遠征って、車がデフォだから大体車中泊できるし、食事も何だかんだでいいもん食べてるから、学生の頃の遠征と比べるとなんか物足りなさがあるんですよね。

 学生の頃の遠征はいかに金を削るかとの勝負で、食事は上記の通りで、宿は野宿、車もないから14時間ひたすら徒歩とかそんなんばっかでひたすらしんどかったけど、あの命削ってやってる感じがなんだかんだで好きだったんですよね。それにそういうしんどいやり方をしてたからこその目当ての鳥を見れた時の感動ってのもあったと思うし。今は割とぬるま湯に浸かっちゃった感じ(笑)

 とは言え食事はともかく車の方はあるのに使わないってのも馬鹿らしいので、少なくとも車が壊れるまではひたすら徒歩移動に戻ることはなさそうだけど。

 ほんのちょっとだけ高い回転寿司を食べた後は、本屋行って宿行ってポテトチップス食って終了。なんか1日で目標達成しちゃって正直明日どこら辺回ってみようかって感じになってるけど、そこら辺はもう明日の気分に任せるってことにしちゃいました。
2018-12-31 [ Mon ]
 記事は書かないくせにこれだけは今年もやります。と言うかこれをやらないと本当にもう手を付けなくなりそうなんで(笑)
 今年もやっぱりここ数年と同じく、社会人ってことで鳥見の日数はそこまで多くなかった気がします。
とは言え念願のオオマシコ、アカハシハジロ、オオグンカンドリに出会え、更にコクガンやツミをかなりの近距離で観察できたりと、それなりに満足できる鳥見も多かった気がします。

 ちなみに中盤からはマクロレンズを買ったせいで、若干虫やら植物やらキノコやらに目移りすることが多くなってます(笑)
 レンズを買ってから、今まで全く意識してなかった石の隙間やら枯葉の下をよく見るようになったけど、自分の想像以上の生き物との出会いがあってかなり感動しました。これまで虫屋と一緒にフィールドに行くと「遅いなぁ」ってのが正直な感想としてあったりしたけど、実際に興味を持ってみたら納得しました。こりゃ時間かかるわ(笑)

 さて、もはや総括でもなんでもない気がしてるけど毎年恒例垂れ流します。

1月
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2月
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3月
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4月
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5月
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6月
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7月
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9月
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10月
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11月
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12月
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 それではまた来年機会があればお会いしましょう。良いお年を。






2017-12-31 [ Sun ]
 年末恒例垂れ流しのお時間です。総括と言うか完全に垂れ流しがメインですね(笑)

2017年1月1日~12月31日

鳥類
115種115亜種初見13種13亜種

 今年は、1月に珍鳥の中でも前から見たかったチフチャフ、アネハヅルに出逢え、3月には日本初記録のカオグロアメリカムシクイ、5月には長らく鬼門だったライチョウ、プッポウソウと前半戦からかなり恵まれてた気がします。
 そして、後半もジュウイチ、メジロガモ、オニアジサシと続き、12月にはクロハゲワシとの素晴らし過ぎる出逢いがありました。正直、このクロハゲワシとの出逢いだけで、この2017年は素晴らしい年だったと言えるのですが、ここでそれについて書き出すと無駄に長くなりそうなのでそれは来年に回します(笑)

 また、後半からは新しいカメラを購入したことで、近場とかで普通種を撮り直すことが増えました。それまでカメラは証拠写真で充分とか思ってましたが、普通種などは写真を撮る過程だからこそ、今までよりも深く観察する機会が増えた気もします。まぁ写真を撮るためだけに鳥を追う人間になりたいとは思いませんが、これからは今までよりもう少しだけ写真にもこだわってやってみようかなと思ってます。

 それでは垂れ流します(笑)

1月
チフチャフ3
アネハヅル1

2月
アカハジロ×ホシハジロ

3月
カオグロアメリカムシクイ

4月
10ハシブトガラス

5月
13ライチョウ
6ブッポウソウ

7月
コシアカツバメ

8月
ウミネコ

9月
ツツドリ

10月
メジロガモ
ヒドリガモ

11月
トビ
キセキレイ

12月
ケリ
トキ
チョウゲンボウ
キジ
クロハゲワシ


 今年も1年ありがとうございました。来年も更新頻度は気分次第なので、どうなるか分かりませんがまぁたまにでも覗いていただけたら嬉しいです。
 それでは皆さんよいお年を。
2017-12-26 [ Tue ]
2日目。

 この日は4時30分に起床。前日、夕方には着いてる予定が夜中の1時になってしまったため、そこそこ眠いけどまぁ仕方がない。コンタクト入れたらすぐに外に出て、ブッポウソウEurystomus orientalis calonyx を待つ。

 ブッポウソウは村役場の上にある巣箱で毎年繁殖してて、それを役場脇のお寺から観察するのが、ここでのお馴染みのスタイルらしい。しかし、何せ今は早朝。勝手に入るわけにもお寺の人を叩き起こすわけにもいかないので、お寺の横の階段で待機。

1ブッポウソウ
ブッポウソウEurystomus orientalis calonyx
 もう渡来しているとはいえ、ライチョウLagopus muta japonica と同じく微妙に時期が早いので結構不安だったんですが、割とあっさり登場しました。

 この時、ブッポウソウを撮っている最中に緊急事態発生。なんとカメラの電池がほぼない。遠征前にちゃんと充電して、昨日立山を降りた時点ではまだ全然余裕だったのに、今見たら何故か残り10分とか表示されてる。
 普段ならまぁ仕方ないと諦めてもいいんだけど、ブッポウソウに関しては初列風切基部の白斑を何としても撮りたいので、ここからは省エネモードでその瞬間を狙うことに。
 まぁ簡単に言えば、飛びそうになるまで電源を付けない、それで飛ばれたら次を待つ。これだけです(笑)

2天龍村
天龍村。
 風景とかはコンデジがあるので大丈夫。ブッポウソウを見たいと思って、場所を調べた時からここでブッポウソウを見るってのはなんとなく憧れとしてあったけど、当時移動手段や金額の問題で諦めていたので、今ここに来てるのがなんだか不思議な感覚。

3ブッポウソウ
 一度飛び立ったものの1時間くらいでまた戻って来ました。ここには2個体来るみたいだから、同じ個体かは分からないけど。だいたい1時間から1時間30分くらいに一回戻ってくる感じ。でも、基本的にはここに留まってあんまり動かない感じ。

 相変わらず階段の途中で粘ってたら、お寺の人がお寺から撮っていいよと言ってくれたので場所を移動。お寺から見る方が階段より数m高い分、ちょっとだけ近いのです。

4ヤマガラ
ヤマガラ Poecile varius varius
 お寺で餌付けされてるヤマガラ。正直、電池ヤバくて撮ってる場合じゃない(笑)

5ブッポウソウ
 巣箱の近くに設置してある木の枝。元々、こっちに留まるようにと置いたのかもしれないけど、大体アンテナの方に行くからそんなに使われてない気がする。
 まぁ写真としてはこっちの方が当然人気なんでしょうね。個人的には人工物とか気にしないから正直どっちでもいいけど。

 電源あんまり付けずに省エネモードとは言え、少しずつでも使ってれば当然電池は減る。なので見はじめて3時間が経過したあたりでとうとう電池残量が0に。手で電池を握って温めると、少しだけ電池が復活したものの、もうここからはON、OFFの電力さえ惜しいということで、電池残量0のままカメラが止まるまで粘る。

6ブッポウソウ
 で、何とか撮れました。本当は青みがかった白なんだけど、ただの白に見えるのは勘弁してください。

 とりあえずどうしても撮りたかった写真は撮れたので、観察しながら残り少ない電池が尽きるまで適当に写真とか撮ってみる。と言っても上にも書いたけど、正直動きは少ないので、観察自体はそこまでって感じ。まぁ餌場じゃなくて休憩スポットですしね。そりゃ休憩してます。

7ブッポウソウ
 2羽来た。ブッポウソウの雌雄識別なんか出来ないけどペアですかね?時々、揉めるような感じもあったので、もしかしたらオス×2かも?

8ブッポウソウ
 上の写真でも分かるけど左に見えるのが巣箱。この時期だとまだ来たばっかりなので、繁殖は当然まだだし、おそらく巣自体まだまともに出来てないと思われ。

9ブッポウソウ
 まぁ、それにしても日本っぽくない鳥。こういう全身メタリックな鮮やかさって東南アジア感強い。

 ブッポウソウが2羽ともどっか行ってしまったので帰る。どちらにしろここじゃあんまり動きがないし、ついでにカメラも限界だし(笑)

 なんかお土産(自分用)でもないかと駅の売店へ。

10秘境駅最中
秘境駅最中。
 飯田線の自分で秘境とか何もないとか言っちゃう所が好きです(笑)

 駅に置いてあった観光用のパンフレット見てたら、近くに温泉があることが判明したのでそこに寄ってから帰ることに。

11天龍川
天龍川。
 時間があればこういう天気の日に、この辺りの山とか適当に入って、のんびり鳥見もしたいんですけどね。ここからまた数百kmを走って帰らないと行けないので、流石に山に入ってる時間はない。渋滞も怖いし。

12おきよめの湯1
おきよめの湯。
 温泉いいよね。金を節約しなくちゃいけなくても、見つけたらなんだかんだで入っちゃいますよね(笑)
 露天もあってそっちは川沿いで自然を眺めながら入れる感じだったけど、おじ様達でギッチギチだったので今回は泣く泣く見送りました。

13カツカレー
カツカレー。
 食べると眠くなりそうで迷ったけど誘惑に負けて昼食。カツカレーだのカレーラーメンだの、この遠征なんでかカレーばっか食べてました。

 本当は長野県のハリオアマツバメHirundapus caudacutus caudacutus スポットとかも行きたかったけど、こちらは完全に時期じゃないので諦めて帰る。

 で、帰りは行きと同じく肩をバッキバキにしながら運転。その癖、眠気はしっかり来るから厄介です。仕方ないので途中のSAで一回仮眠をとって何とか帰宅。まぁ渋滞を一時間くらいで脱したのでそこまでは遅くならなかったですけど、2日間で合計1,400kmの運転はやっぱり中々しんどかったです。せめて立山の後の無駄足がなければ…。

結果
1,キジバト 2,ブッポウソウ 3,ハシボソガラス 4,ヤマガラ 5,イワツバメ 6,ヒヨドリ 7,ヒヨドリ 8,ムクドリ 9,スズメ 10,カワラヒワ

 これでGW遠征は終了。今年の更新は31日に恒例の写真垂れ流しして終わりです(笑)

2017-12-20 [ Wed ]
 今回はGWの話です。最近とあることからお金を貯める必要が出てきたため、なかなか遠征等は厳しいっちゃ厳しいのですが、流石にGWを何回もスルーしたら精神が腐りそうだったので、今年はちょっとだけでも遠征をすることに。いやぁ、たまには関東を出ないとやってらんないですよ。
 で、場所は島だと日程と金額的にキツいので、久し振りに立山でライチョウLagopus muta japonica リベンジをすることにしました。ライチョウは以前夏の微妙な時期に、乗鞍と立山に行って見事に2回連続で振られてるのでそれ以来若干及び腰になってたりしたのですが、GWならベストシーズンにはまだ少し早いけど、それでも夏場とは比べ物にならない確率で見れそうだったので決定。後、下はもう雪なんかとっくに融けてるって時に雪山に登るのって、なんか別世界に来た観あっていいよねってのと、黒部のダムカード前回もらえなかったんでそれもらわなきゃってのも理由の一つ。

 とりあえずライチョウ見に行くことは決定したけど、それだけだとなんか物足りないなぁと思い更にその近場でもう1か所くらい良い所がないか考える。すると頭に浮かんできたのが長野県天龍村のブッポウソウEurystomus orientalis calonyx 。天龍村のブッポウソウは、まだ鳥を見始めて間もない頃に、ブッポウソウの見れそうな場所をネットで探してて見つけたのですが、当時は金も移動手段もなくて諦めてたんです。だけど、今なら車もあるし行ける!ということで早速時期を調べてみると、その日の数日前からブッポウソウが確認されているということでこれはもういくしかないということで決定。

 と、いうわけで2017年のGWはライチョウとブッポウソウ狙いの立山・天龍村遠征に行って来ました。
 …まぁ実際の所、立山と天龍村ってそこそこ離れてるんですけどね。200kmくらい。扇沢駅のある大町市は長野県北西部だけど、天龍村って南端だしね。愛知と静岡に隣接してるんですもん。そりゃそこそこ遠いですわ。まぁもう距離を調べた時にはブッポウソウを見るんだっていうテンションになってたのでこのまま決行。

 まずは前日夕方に家を出て車で扇沢を目指す。初っぱなから400kmの運転で、肩とかもうバッキバキですわ。で、扇沢に着いたら駐車場で仮眠。周囲はまだ雪が大量で流石に車中泊でもクソ寒かったけど、そこら辺は文句言って何とかなるもんでもないのでただひたすらに耐えるのみです。

1扇沢
 扇沢。イワツバメDelichon dasypus dasypus がいっぱい。大学時代は学校近くの川で大量に見かけたイワツバメも、地元に帰ってからはすっかり全然見れない鳥扱いになってしまってるので、こういう所で見かけると大学時代よりも嬉しかったりします。

3立山行きケーブルカー
 ケーブルカー。黒部は扇沢からトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェーと乗り継ぎが多いけど、なんだかんだでテンション上がりますね。乗り物を乗り換え、標高が上がる度に現世から離れて神域へ近付いていく感じ。

4立山5
 立山。懐かしい…と言っても前回は夏で雪なんかなかったんで、もう別世界ですね。当然だけどみくりが池とか見えないし。

 とりあえずまずはここまで登ってきた目的を果たさないことには話にならないので、早速ライチョウ探し開始。今回は見れなかったら翌日のブッポウソウを取り止め、下で一泊してまた登ってくるという苦行を決意して望みました(笑)

5ライチョウ
ライチョウLagopus muta japonica
 …………いた…そして遠い…。歩き始めて数分でいたにはいたんだけどもねぇ。ほぼ点。ここまで来てこれじゃあ悲しすぎるでしょうということで、もっと近くでの出逢いを求めて再び移動開始。

6立山
 雪の高山の別世界観ヤバい。

7カヤクグリ
カヤクグリPrunella rubida
 カヤクグリやイワヒバリPrunella collaris erythropygia は結構鳴いてる。イワヒバリが近かったので、更にじわじわと近寄って写真を撮ろうとしたら、それを見て後ろからスタスタ歩いてきたおじさまによって、あっさり逃がされてしまいました。まぁ観光地だし、そこら辺は仕方ないことだと割り切るしかないですね。

 イワヒバリが全然近寄らせてくれなくなったので、ライチョウ探しを再開。イワヒバリが出ようがホンドオコジョMustela erminea nippon が出ようがライチョウが出なきゃこの遠征は大敗なのです。…いや、オコジョが出たら大敗ではないかも。状況次第ではギリギリ勝ちくらいにはなるかもしれないです(笑)

 とりあえず池の周りの岩が露出している場所を中心に探し回っていると、離れた所にハイマツをかこむ人だかりを発見。言っちゃ悪いがイワヒバリやカヤクグリに、人だかりができるほどのスター性があるとも思えないので、これは確実に来たと確信し、急いでその場所へ。

8ライチョウ
 ということでやっとです。乗鞍で豪雨に打たれてびしょ濡れになり、立山(1回目)で汗にまみれてびしょ濡れになり、3回目でやっと見れました。

9ライチョウ
 せっかくなら足環のない個体も見たいなぁとか思ってたら、すぐ脇にもう1羽歩いてました。というか3羽いました。

10ライチョウ
 肉冠の見えない個体。大変お恥ずかしい話なんですが、私はライチョウの雌雄判別は肉冠の有無だと思ってました。なんで、肉冠のある個体2羽とない個体1羽という構成を見て、現地ではオス2、メス1だと思ってたわけです。でも、ライチョウの肉冠は興奮していない状況などでは、しぼんでいて見えないこともあるので、この判断は大間違い以外の何物でもないわけですね。
 そんなわけで実際の所は目の前後の黒の有無とかを見るのですが、それを知った上で改めて雌雄判別すると今回見た個体は全部オスだったようです。正直、こんな初歩的なこと間違って覚えてるとか恥さらしもいいところで、なんの言い訳も浮かばないです(笑)
 まぁ次回からは気を付けましょうってことで(笑)
 あっ、ちなみにメスの肉冠は小さいだけでまったくないわけじゃないですよ。なんでたまに見えることもあるようです。一応補足。

11ライチョウ
 他の2個体に比べ、まだ黒が少なめの個体。もうちょっと黒が多い方が個人的には好み。

12ライチョウ
 めっちゃ丸い。

13ライチョウ
 私は今までライチョウは夏羽派だったんですが、今回で冬羽から夏羽へ移行中派に変わりました(笑)
 白メインで頭とその周辺に黒が入ってるって状態がこんなにかっこいいとは思ってなかったです(笑)

14ライチョウ
 サービス良すぎてバンバン撮っちゃいますね。高山の鳥はこの警戒心のなさが素晴らしいです。正面顔も撮り放題。

15ライチョウ
 最初、見た時は思いの外小さくてちっちゃって思ったけど、小さくてもめっちゃかっこいい。

16ライチョウ
 休憩中。この時期はまだ雪が多いから見えてるハイマツ自体が多くなくて、ハイマツの中にいても分かりやすいけど、夏場とかハイマツだらけの中で隠れられたらそりゃ分からんわ。

17ライチョウ
 ライチョウと言ったら、岩の上で縄張りを見張るオスってことで、岩の上は無理でもなんとか空と一緒に撮れないかと思い、雪の上に這いつくばって撮った写真。全然、よろしくない。

18ライチョウ
 3時間くらいひたすらライチョウ撮ったり眺めたりして、そろそろ移動するかとその場を離れると何故だかライチョウも移動開始。

19ライチョウ
 割と近くまで来たけど、こういう状況だと他の写真撮ってる人から邪魔オーラが漂ってくる気がしてきて、人の目が気になる繊細な私としてはよろしくない。結局、ライチョウは私の1m手前くらいまで来ると、そこから飛び立って行きました。

20立山
 こういう景色見てると、なんかどこまでも走って行きたい気分になります。

21有毒ガス滞留地帯
 まぁ実際に走るとこうなるわけですが(笑)

 最後にちょっとだけオコジョとか探してみたけどまぁ予想通りダメでした。次はオコジョ探しに来るのもいいかも。オコジョはやっぱり夏毛より冬毛でしょう。まぁこの時期の難易度としてはビジターセンターの人達が「ここしばらく見てない」、「キツいと思うよ?」などプラスな意見を何一つくれないって程度には難しいようですが(笑)

 ほどほどな所でオコジョ探しを切り上げ下山。まだ、昼過ぎではあるけど日が暮れるまでに、ブッポウソウのいる天龍村に着きたいので仕方ないのです。

22立山
 ホシガラスNucifraga caryocatactes japonica も地味に狙ってたんですが、結局見れなかったです。まぁホシガラスは、冬は低地に降りるので、乗り物で一気に標高上げる立山じゃ厳しいっすね。

23黒部ダム
 黒部ダム。行きはさっさとすっ飛ばしたダムを申し訳程度に眺めてみる。

24黒部ダム
 このくらいの標高になるとそこそこ雪も溶けてる。

25黒部ダム
 前回は放水してたけど、この時期じゃしてない。まぁ特に興味はないのでいいのですけども。ちなみにダムカードもちゃんともらいました。既になくした恐れがあるけど…。

26くろにょん
 くろにょん。もうどこでもゆるキャラいる。

 扇沢まで降りたら前日に続きひたすら運転。本来は200kmくらいなんですが、途中余計な寄り道をしたりしたせいで、150km近く余計に走る羽目になってしまいました。今考えると無駄以外の何物でもない(笑)
 しかも、土砂崩れとかで天龍村へのルートが封鎖されてたので、そこで更に回り道。というかそこら辺の詳しい道なんて分かるはずもないから、正直辿り着けないんじゃないかと思いました。最終的に今にも崩れそうな細い道を走って何とか辿り着けましたが。

 結局、日が暮れるまでに着く予定が、着いた時には夜中の1時。翌日は5時には起きたかったので、コンタクト外して即車中泊。車中泊2日目だけど前日がクソ寒い扇沢だったから快適すぎて天国のようでした(笑)

結果
1,ライチョウ 2,イワツバメ 3,イワヒバリ 4,カヤクグリ 5,キセキレイ
トウホクノウサギ

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TOGU

Author:TOGU
鳥見と糖分摂取を生きがいとするダメ社会人のブログ。

内容は9割方鳥見の記録です(残り1割も生き物ネタ)。

リンクはたいていの場合大歓迎ですが、一応コメントで伝えていただけると嬉しいです。

まぁ、誰も使う人はいないと思われますが一応写真の無断使用無断転載禁止です。
なにか御用の場合はvulpesmustelaアットyahoo.co.jp(アットを@に変えて下さい)まで御連絡下さい。

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