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2019-03-31 [ Sun ]
 今回は2018年のGWの記事です。
毎年GWだけはどっかしらに遠征に行ってるので、今年もそこまで遠くなくてもいいからどっか行こうと考えた結果、話にはよく聞くもののなんだかんだで行ったことのない戦場ヶ原に行くことにしました。

 事前情報で少し前にイスカLoxia curvirostra japonica 、ナキイスカLoxia leucoptera 、ベニヒワCarduelis flammea flammea の情報があったものの、今回はそういうの度外視で久し振りにニュウナイスズメPasser rutilans 見たいくらいの気持ちで気軽に行くことにしました。まぁ気分的には春の暖かい湿原でのんびり鳥見でもしますかって感じ。

 で、電車で行ける場所でもないんで当然車で行ったんだけど、道中とある違和感が。なんか標高がどんどん上がってる気がする。と言うか確実に上がってる。途中いろは坂とか登っちゃってるし。

 そして、現地に着くとなんと普通に雪が降ってる。5月らしい陽気とかかけらもないです。もうニュウナイスズメ見たいくらいしか考えずに気軽に来ちゃったせいで、何にも下調べしてなかったけど、どうやら戦場ヶ原はそこそこの標高にある湿原で5月くらいじゃ普通に寒いらしい(笑)
 Tシャツと薄い長袖だけの自分の場違い感半端ないです(笑)

 この時点で夜の苦労が目に浮かぶようだったけど、まぁ今更なのでとりあえず気にせず鳥見を開始。

1アカゲラ
アカゲラ Dendrocopos major hondoensis
 車を降りたら早速アカゲラが出てきた。唐突過ぎてピント全然合ってないけど(笑)

 どうせならオオアカゲラDendrocopos leucotos stejnegeri も見たいなぁとか思ったけど、そっちは見事に外しました。まだオーストンオオアカゲラD. l. owstoni しか見たことないんですよね。

3シジュウカラ
シジュウカラ Parus minor minor

 小田代原の木道を歩いていると、脇の林の地面から何やら大きめの鳥が飛び出し、近くの枝に留まったので見てみるとフクロウStrix uralensis hondoensis でした。慌ててカメラを向けるもファインダーを覗いたらもう消えていました。羽音が聞こえないって厄介っすね。飛んでも全然気付かない。

 その後はフクロウが諦められず、しばらく小田代原の木道をぐるぐると歩き続けるも結局フクロウは出てくれませんでした。

2死体
 死体。もう大学卒業してからこの辺りとは縁がなさ過ぎて、全然分からなくなってます。

4モズ
モズ Lanius bucephalus bucephalus
 なんか色合いが妙なモズだなぁとか思ったけど、そういえば高原モズなんてのがいましたね。

5モズ
 高原モズはまだ私が鳥を見ていなくて、哺乳類一筋だった頃に富士に行った際、先輩方が高原モズがどうとか言っていたのをなんとなく聞いていた覚えはあるけど、それ以来あまり縁がなくて忘れかけてました。

7カケス
カケス Garrulus glandarius japonicus
 私がカケスに会う時って大体真上かくっそ高い場所のどっちかで辛い。

8キビタキ
キビタキ Ficedula narcissina narcissina
 キビタキはいっぱいいるけどね、あんまり近寄って来ない。まぁ他の鳥も全体的に近寄っては来ないんだけどさ。

 道中イスカ待ちの人達もいたけど、今回は張る気分じゃなかったのでスルー。

9マガモ
マガモ Anas platyrhynchos platyrhynchos
 冬の戦場ヶ原にカモがどれくらい来てるのかは知らないけど、今回見れたカモはこれくらい。

 暗くなってきたから1日目はこの辺で終了。結局この日はフクロウには、小田代原での1回しか会えなかったけど、まぁ翌日に期待ってことで。
 近くのスーパーで夕飯を買って食べたらお馴染み車中泊。しかし、着いた時に予想した通りこの車中泊が正に地獄という感じでした。

 まぁとにかく寒い。と言うか寒すぎて本気で死を感じるレベル。

 そりゃね、日中でも雪降ってて動いてないと寒い状態だったんだから夜になりゃそりゃ寒いわ。藁をも掴む思いで普段全く使わないカーシェードを体に巻きつけてみる。当然効果なんてありゃしないけどもうそれくらいしかやれることがないのです。
 最終的には1時間毎に目が覚めてしまうので、1時間寝る→暖房つけて車でしばらく走る→1時間寝る→暖房つけて車でしばらく走るを朝までループしてました。次の日も運転があるから出来ればちゃんと寝たかったけど命には代えられないので。
 今までの遠征の中で福島、乗鞍に次いで3番目くらいにはしんどかった気がします。命の危機って点だけなら乗鞍を抜いて2番目かも。

 結局5、6回のループの後に命の危機を脱した(夜が明けた)ので、若干眠いけど鳥見開始。

10ノビタキ
ノビタキ Saxicola stejnegeri
 草原、高原の鳥ってイメージだからまぁいるかなとは思ってたけどやっぱりいました。普段夏になると山で夏鳥を探すから、キビタキなんかは割と毎年見るけど、山だとノビタキは見ないから見れるとキビタキより全然嬉しい。

11カケス
 珍しく真上でもくっそ高くもないカケス。でも距離はそこそこ。木道から見てるから近付けないのがもどかしい。

12フクロウ
フクロウ Strix uralensis hondoensis
 クッソ遠いけどフクロウ。上述のループ中に何回かフクロウが飛んでるのを見かけ、こりゃ行けるんじゃないかと思って探したら割とあっさり発見しました。ここでは開けてるのもあって割と見やすかったけど、早朝なら小田代原の方でもそこそこ見やすかったりしたのかな?

13フクロウ
 亜種は亜種フクロウS. u. hondoensis 。関東在住だけど亜種モミヤマフクロウS. u. momiyamae 見たことないです。ちなみに私の住んでる南房総は亜種キュウシュウフクロウS. u. fuscescens って話もあるけど、実際どうなんでしょうね。見たことがないから分からない…。

14ビンズイ
ビンズイ Anthus hodgsoni hodgsoni
 初めて戸隠で見た時は、結構見にくい鳥的なイメージもあったけど、意外と町中の公園とかにもいるので、最近は割とどこでも見かけるイメージになってきました。
 図鑑で見てただけの頃はすごい見にくいイメージだったのに、実際にフィールドに出だしたら普通種だったって結構ありません?
 私の場合はカンムリカイツブリPodiceps cristatus とかウミアイサMergus serrator とかが割とそんな感じ。

 一応フクロウは見れたものの、昨日の良い雰囲気での(ついでに至近距離での)フクロウが忘れられずに再度小田代原へ。

15マヒワ
マヒワ Carduelis spinus
 結局収穫はこのくらい。林の奥の方で群れでちょこちょこしてるのを見つけて、中にベニヒワがいないか雪の中頑張って探してみたけどまぁダメでした。

 次の日は仕事ってのと帰る前にもう一ヶ所寄りたいポイントがあったので、戦場ヶ原を後に。

 と見せかけて最終的にやっぱりイスカが見たくなって、2時間くらいポイントで待ち(笑)
 まぁ別にイスカを見ちゃいけない自分ルールとかないので、別に問題ないんだけど。

16イスカ
イスカ Loxia curvirostra japonica
 見れたは見れたけど遠いね。この一帯の中で特に高い木の上にいる上に、その木の位置も道から微妙に離れてるのでどうにもならない。イスカの代名詞と言える交差した嘴も確認は出来たけど、欲を言えばもう少し近くで見たかったです。
 2017年から2018年にかけての冬はイスカが当たり年で、犬吠埼とかにも出てて見に行ったのですが、私はそこでは見れてなかったので、まぁなんとか見れただけでも良かったと思うことにします。
 ちなみに一応群れだったので、ダメ元でナキイスカも探したけどいませんでした。

17ニュウナイスズメ
ニュウナイスズメ Passer rutilans
 最後に近くで見れたニュウナイスズメ。近くにいたらいたで緊張と焦りで上手く撮れないっていう体たらく(笑)

 イスカもなんとか会えたので、今度こそ本当に戦場ヶ原を後に。
 帰りは不完全燃焼気味のフクロウを見に、別のフクロウポイントに行って見事に外したり、近場の温泉を探そうと思ったら全然なくて数十㎞余分に走ったりしながら帰宅。
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2019-02-28 [ Thu ]
 佐渡島2日目。
 この日はとりあえず朝早くには起きたものの、前回書いた通り、次の予定決めがまだ出来てない。まぁとりあえずトキの写真でも狙いつつなんか探すことにして出発。

 とりあえず道すがらトキの森公園とか寄ってみるけど、屋内で時間を使うのもなんだかなぁという感じなのでさっさと国仲平野まで移動。

トキ看板
 トキの森公園にて発見。そういえば粟島でも見ましたね。粟島にあるんだからそりゃ佐渡には当然あるか。

 国仲平野に着いたので、適当に走ってみる。…うーん。チョウゲンボウFalco tinnunculus interstinctus はやたら飛ぶけど、それ以外はあんまり。

トキ
トキ Nipponia nippon
 いや、まぁトキはそこそこ出てるんだけどもね、それなりの距離があっても奴らめっちゃ逃げるんすよ。結局、2日目はこんな写真ばっか。

 トキのあんまりな逃げっぷりに若干テンション下がって、これからどうしようかなぁ等と考えながら車を走らせていると、やたらハシブトガラスCorvus macrorhynchos japonensis が乱舞してる木を見つけたので、なんとなくその下を通ってみる。すると突然真っ黒で巨大な鳥が上空に出現。
クロハゲワシ1
クロハゲワシ Aegypius monachus
 前日に続いてのあっさり遭遇。もう一瞬でテンションぶち上がります。

クロハゲワシ2
 めっちゃモビングされてる。この写真だと数羽だけど、実際30羽以上にモビング食らってます(笑)

クロハゲワシ3
 このままどっか行っちゃうかと思ったら意外と近くの道路に下りた!しかも、今回は前日と違って天気もいいし、何より周りに誰もいない!もうこれは時間をかけてじっくり接近して、ゆっくり撮りまくるしかない!

 と言うことでまずはじっくり接近戦。と思ったらやっぱり車だとそこまで警戒されないようであっさり接近に成功。いやぁやっぱり車って偉大ですよね。こういう吹きっさらしだと車があるとないとじゃ鳥への近寄りやすさが天と地ですからね。周りに他の鳥屋がいた場合、歩きで近づくと睨まれる場合もあるし。
 しかし、ラッキーとか思いつつ数枚撮った所で、突如後ろから来た撮り屋の車が私の車を追い抜いて、クロハゲワシの脇まで行くと停まってバシャバシャ写真を撮り始めおった。まぁそんな荒っぽい近寄り方されりゃ流石のクロハゲワシもそりゃ飛び立ちますよね。で、クロハゲワシが飛ぶとその大馬鹿は近くで撮れて満足したのか逃したもんで気まずかったのか知らないけど、さっさとどっか行っちゃいました。
 もしも追い抜いたのがクロハゲワシ目的じゃない人なら、脇を通った時にクロハゲワシが飛んじゃっても、「あぁ運が悪かったな」って思うだけだけど、今回のはちょっとないわぁ。別にそういう決まりがあるわけじゃないから強くは言えないけど、人が見つけたのに便乗しといて、第一発見者を追い抜いて鳥に急接近した挙句逃すってちょっとありえないと言うかみっともないですよ。追い抜きはまだしも、鳥の至近距離での停車→逃がすってのは本当にありえない。あの寄り方でイケると思ったんなら今まで鳥見したことないんじゃないかってレベルだと思う。

 まぁ幸いクロハゲワシは遠くには行かずに、またすぐに近くに降りてくれたんだけどさ。周りにいた他の車もクロハゲワシが一旦飛んだ際にいなくなっちゃったので改めて一人で接近。と言うかみんな諦め早いね。船に乗る前に土産でも買いたかったのかな?

クロハゲワシ4
 かっこいい!いやぁ今までハゲワシ系は好きじゃなかったけどこりゃ惚れるわ。特に幼鳥特有の襟巻き状の羽毛が素敵すぎる。

 それにしても2017年から2018年にかけての冬はクロハゲワシが多かったですね。私が知ってるだけでも、佐渡島、屋久島、対馬、松江、諫早、五島ですからね。大フィーバーですね。それぞれの出現時期とかを見てないから何とも言えないけど同一個体もいるのかな?

 クロハゲワシは現在韓国でだいぶ餌付けされてるから、こっちに流れてくる個体も前より増えてくるのかも知れないですね。対馬では2018年の12月にも見つかってるっぽいし。まぁそれにしてもこの時の冬は多過ぎですね。

クロハゲワシ5
 それにしても近いなぁ。気を付けて近付けばそんなすぐに逃げるような鳥じゃないのにね。

クロハゲワシ6
 周りのハシブトガラスがちょくちょくインしてくる。違う。悪いがお前じゃない。

 しばらく見てたらハシブトガラスの嫌がらせが段々激化してきた。

クロハゲワシ7
 翼や尾羽をむしってみたり、

クロハゲワシ8
 頭や背中に蹴り入れてみたり。おかげでクロハゲワシが嫌がって段々離れて行っちゃった。

クロハゲワシ9
 クロハゲワシの方が大きいのに、いじめっ子から逃げて高い所に登ったはいいものの、取り囲まれて降りれなくなっちゃったいじめられっ子って感じにしか見えない。

クロハゲワシ10
 一応威嚇とかしてるけど当然ほぼ効果なし。

クロハゲワシ11
 あぁ飛んじゃった。こうやって並んでるとそれなりに仲良さそうに…見えないな。それまでの状況を知ってるからか、ハシブトガラスから後ろから串刺しにしてやろうくらいの意気込みを感じてしまいます。

 ハシブトガラスの執拗な嫌がらせに屈したクロハゲワシが、前日と同じ場所でいなくなってしまったので私も引き上げることに。まぁレンタカー屋に戻り始める予定だった時間はとっくに過ぎてたのでちょうどいいです。

キジ1
キジ Phasianus colchicus
 帰りに出てきたキジ。時間的に焦ってたから写真適当。

 この後はレンタカー屋に車を返してから、フェリーターミナルで昼飯食べて土産買って終わり。次回があればもうちょっとゆっくりしたいです。サドカケスGarrulus glandarius tokugawae とかサドガエルGlandirana susurra とか探したい。
 というか今回クロハゲワシとトキで頭がいっぱいでサドカケスのことをすっかり忘れてたんですよね。まぁ2日目サドカケスを追って森に入ってたら、クロハゲワシを近くでは見れなかったし、結果的には良かったっちゃあ良かったんだけども。

 佐渡島からフェリーで本土に渡ったら、行きは夜行バスだったけど、帰りは時間の問題でリッチに新幹線。予約の時に日付を間違えてたらしく、前日の券を買ってたために券買い直しで1万円ドブに捨てたりはしたものの、クロハゲワシの興奮が残ってるので割とダメージ少なく遠征を終えることができました。毎回このくらい順調に進むといいんだけどなぁ。
 まぁとか言いつつこの後の1月、2月でやった群馬遠征、山梨遠征、京都・大阪遠征はなかなかにしんどい遠征となったわけですが。

 とりあえず佐渡島遠征に関してはこんなところで。次回からはそこそこぶっ飛ばしながら進む予定です。いつまでも1年以上前の記事とか書き続けるのもどうかと思うし。
2019-01-31 [ Thu ]
 お久し振りです。年末の垂れ流しはしたものの普通の記事は1年以上空いちまいました。が、特に言い訳もないので通常営業で行きます(笑)
 2018年の冬くらいまで一気に飛ばそうかとも思ったけど、この記事が書きかけだったのでとりあえずこれを書いて、そこからは飛ばし飛ばし書きたいところだけ書いて行こうと思います。

 2017年12月上旬、ネット上で「佐渡島でクロハゲワシ発見」の情報を発見。
 当時、屋久島にも出現してたものの、流石に佐渡やら屋久やら島はちょっとなーということで最初は敬遠してたのですが、Twitterで先輩の撮った写真を見てそのかっこ良さに「これは…行くっきゃない!」みたいなテンションになってしまい、12月23日、24日に佐渡島へと行ってきました。

 とりあえず行く前にある程度場所を絞っておきたいと思い、ネットで探すとどうやら国仲平野らしい。と言っても国仲平野が具体的にどの辺か良く分からないので、とりあえず行きの船の中で鳥屋を見つけて聞くことにしました。
 ついでにせっかくだからトキについても調べてみる。佐渡島に行くんならそりゃトキも探さないとですよね。なによりクロハゲワシを外した時でも、トキさえいてくれれば、「自分はトキを見に来たんだ!」と自分を慰められる…気がしますから(笑)


 で、当日。23日の朝に新潟のフェリーターミナルに着くとすぐに大きなカメラを持った数名のグループを発見。すぐに話を聞きたかったけど、既に乗船口に並んでて話に行きにくい位置だったので、話は船の中で聞くことに。
 しかし、ここで誤算が。いざフェリーに乗ってみるとカメラを持った人を全然見かけない。どうやら皆さん部屋で休んでるっぽい。そりゃね、いいカメラ持った人は私みたいに雑魚寝部屋とかとらないよね。カメラも心配だし。しかも、ここの航路は海鳥も残念なので甲板にも誰一人出てこない。結局、しばらく甲板で海鳥を探した後は、着いてからの運転に備えて部屋で寝てました。

 到着したらまずは予約しておいたレンタカー屋へ。今回はいつもと違ってレンタカーも宿もある実にまっとうな遠征です。まぁ真冬の佐渡島での車中泊はできれば回避したいですからね。…宿が取れなきゃやるつもりだったけど(笑)
 ついでにレンタカー屋の人に地図を見せて、国仲平野の場所を聞いてみると、「大体この辺」ってことで地図に赤丸を付けてくれたので、とりあえずそこに向かって出発。


ミサゴ Pandion haliaetus
 出発するといきなり黒っぽい猛禽がいたから見てみたらミサゴでした。いや、正直大きさも全然違うし、頭の色も黒くないから違うのは分かってるんですけどね?ついつい期待で(笑)

 ちなみに今回の計画というか目標としては、24日の昼の船で帰るので、23日丸一日と24日の朝ひたすら車で走り回って、多少遠くてもクロハゲワシに逢えれば成功というだいぶざっくりした感じです(笑)
 まぁ流石にあんまり遠すぎたり、チラッと一瞬とかはちょっとあれだけど…。後、出来れば証拠写真くらいは撮りたい。

 とりあえず国仲平野(と思われる辺り)に着いたら、そこからはよくある田んぼをひたすら車で走り続ける流れ。そして、見渡す限りの田んぼに本当に見つかるのかよと始める前から心が折れかかるのもいつもの流れです(笑)


ノスリ Buteo japonicus japonicus
 さっき色合いのせいでミサゴが一瞬クロハゲワシに見えるとか言い訳したけど、やっぱ猛禽ならなんでも見えてくるわ(笑)
 目的の鳥がいる時ってそんなもんですよね(笑)
 

トキ Nipponia nippon
 ニッポニア・ニッポン。今回の旅の第2目標。
 現地の人のブログとかであまり見れないだの、現地民でもあまり見たことがないだのって書かれてるのを散々見たせいで正直厳しいんじゃないかと思ってたけど、田んぼに行くと意外といっぱいいる。まぁそもそも現地の鳥屋じゃない人はまず田んぼを走り回ってトキを探したりしないか。
 でも、地味に警戒心が強い。今では野生下で生まれた世代もいるとは言え、大半の個体は放鳥によって放された個体ということで正直そこそこ人馴れしてんだろとか思ってたら、まぁ思いの外よく逃げる。最初に会ったこの個体だけは多少近かったけど、この後に会った個体は片っ端から距離を置かれてました。見つけた数は結構多いんだけどなぁ。

 とりあえず目標の2種の内の片方、トキを見れたから、後はその後もバンバン出てくるトキを眺めつつ、ひたすらクロハゲワシ探し。
 こっちは前述の通り次の日の帰るギリギリまで粘る覚悟で来てるから、もうここからはクロハゲワシとの根比べ。なので、「出るまでひたすら走り回ってやるぜ!」という意気込みの元に走っていると、少し小高くなってる場所が見えてきたので、とりあえずそこから周りを見渡してみることに。
 で、いざ見渡してみるとすぐに少し離れた田んぼのど真ん中に黒い土の塊みたいなのがあるのを発見。更によく見ると周りに2台ほど車が集まってるのも確認できたので、急いでそこへ向かう。


クロハゲワシ Aegypius monachus
 いた!それも1日目の昼で!
 「2日間本気で走り回ってそれでも見れるかどうか…」、みたいな最初の悲壮感溢れた自分が恥ずかしくなるくらいのスピードでした。
 とりあえず警戒心は車に乗ってる限りは、そこまで強くなさそうだったので車でジリジリ寄ってみる。私はその場に3番目くらいに着いたので、そこそこ近くで見れたけど、更に後から来た人達は中々近寄れなくて大変そうでした。まぁ先に来てた私達がいつまで経ってもどかないせいなんですが…。


 飛んじゃった!まだ全然見足りないので急いで追いかける。


 再発見。そして今回はさっきよりも近い。猛禽への憧れがあんまりない私でも思わず目が離せなくなるかっこよさです。


 普通に止まっててもでかいけど翼を広げると更にでかい。というか後ろから日が当たっててなんか神々しい(笑)



 他の人がいなくなってからもひたすらクロハゲワシを眺めていたら、再び飛び立ち、今度こそ見えなくなってしまったので、諦めてこちらも移動。
 さて、ここで一つ大きな問題が発生。既に述べたように今回の遠征の目的はクロハゲワシとトキであり、更に言うならば、この2種を遠征期間全部使ってなんとか探し出すって言うのが唯一にして最大の目標だったわけです。しかし、その目標2種が1日目昼にして早くも登場。しかもガッツリと。結果、初日にしてやりきった感に満たされてしまったわけです。ぶっちゃけ達成感で何もやる気が起きない(笑)
 とは言えこのまま観光して帰ると言うのも性に合わないので、とりあえずオジロワシHaliaeetus albicilla albicilla でも探してみるかぁと言うオジロワシに対してなんとも失礼な気持ちで探索を再開。

 しかし、そんな無礼な心持ちが災いしたのか、オジロワシ全く出ず(笑)


チョウゲンボウ Falco tinnunculus interstinctus
 チョウゲンボウはいっぱい出るんだけどなぁ。

 結局、オジロワシは見つからず日も落ちてしまったので、そこで1日目は終了して祝勝会ということで寿司屋へ。社会人の経済力を使って回らない方に行こうかとも思ったけど、やっぱり怖いので、100円じゃない回転寿司で妥協。時価怖い。
 まぁそれでも学生時代は、1人で離島に行った時の食事はとりあえず一食に付き食パン1枚か魚肉ソーセージ1本とかだったから、それと比べたらえらい進歩ですわ。

 でも実際、社会人になってからの遠征って、車がデフォだから大体車中泊できるし、食事も何だかんだでいいもん食べてるから、学生の頃の遠征と比べるとなんか物足りなさがあるんですよね。

 学生の頃の遠征はいかに金を削るかとの勝負で、食事は上記の通りで、宿は野宿、車もないから14時間ひたすら徒歩とかそんなんばっかでひたすらしんどかったけど、あの命削ってやってる感じがなんだかんだで好きだったんですよね。それにそういうしんどいやり方をしてたからこその目当ての鳥を見れた時の感動ってのもあったと思うし。今は割とぬるま湯に浸かっちゃった感じ(笑)

 とは言え食事はともかく車の方はあるのに使わないってのも馬鹿らしいので、少なくとも車が壊れるまではひたすら徒歩移動に戻ることはなさそうだけど。

 ほんのちょっとだけ高い回転寿司を食べた後は、本屋行って宿行ってポテトチップス食って終了。なんか1日で目標達成しちゃって正直明日どこら辺回ってみようかって感じになってるけど、そこら辺はもう明日の気分に任せるってことにしちゃいました。
2018-12-31 [ Mon ]
 記事は書かないくせにこれだけは今年もやります。と言うかこれをやらないと本当にもう手を付けなくなりそうなんで(笑)
 今年もやっぱりここ数年と同じく、社会人ってことで鳥見の日数はそこまで多くなかった気がします。
とは言え念願のオオマシコ、アカハシハジロ、オオグンカンドリに出会え、更にコクガンやツミをかなりの近距離で観察できたりと、それなりに満足できる鳥見も多かった気がします。

 ちなみに中盤からはマクロレンズを買ったせいで、若干虫やら植物やらキノコやらに目移りすることが多くなってます(笑)
 レンズを買ってから、今まで全く意識してなかった石の隙間やら枯葉の下をよく見るようになったけど、自分の想像以上の生き物との出会いがあってかなり感動しました。これまで虫屋と一緒にフィールドに行くと「遅いなぁ」ってのが正直な感想としてあったりしたけど、実際に興味を持ってみたら納得しました。こりゃ時間かかるわ(笑)

 さて、もはや総括でもなんでもない気がしてるけど毎年恒例垂れ流します。

1月
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2月
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3月
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4月
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5月
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6月
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7月
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9月
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10月
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11月
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12月
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 それではまた来年機会があればお会いしましょう。良いお年を。






2017-12-31 [ Sun ]
 年末恒例垂れ流しのお時間です。総括と言うか完全に垂れ流しがメインですね(笑)

2017年1月1日~12月31日

鳥類
115種115亜種初見13種13亜種

 今年は、1月に珍鳥の中でも前から見たかったチフチャフ、アネハヅルに出逢え、3月には日本初記録のカオグロアメリカムシクイ、5月には長らく鬼門だったライチョウ、プッポウソウと前半戦からかなり恵まれてた気がします。
 そして、後半もジュウイチ、メジロガモ、オニアジサシと続き、12月にはクロハゲワシとの素晴らし過ぎる出逢いがありました。正直、このクロハゲワシとの出逢いだけで、この2017年は素晴らしい年だったと言えるのですが、ここでそれについて書き出すと無駄に長くなりそうなのでそれは来年に回します(笑)

 また、後半からは新しいカメラを購入したことで、近場とかで普通種を撮り直すことが増えました。それまでカメラは証拠写真で充分とか思ってましたが、普通種などは写真を撮る過程だからこそ、今までよりも深く観察する機会が増えた気もします。まぁ写真を撮るためだけに鳥を追う人間になりたいとは思いませんが、これからは今までよりもう少しだけ写真にもこだわってやってみようかなと思ってます。

 それでは垂れ流します(笑)

1月
チフチャフ3
アネハヅル1

2月
アカハジロ×ホシハジロ

3月
カオグロアメリカムシクイ

4月
10ハシブトガラス

5月
13ライチョウ
6ブッポウソウ

7月
コシアカツバメ

8月
ウミネコ

9月
ツツドリ

10月
メジロガモ
ヒドリガモ

11月
トビ
キセキレイ

12月
ケリ
トキ
チョウゲンボウ
キジ
クロハゲワシ


 今年も1年ありがとうございました。来年も更新頻度は気分次第なので、どうなるか分かりませんがまぁたまにでも覗いていただけたら嬉しいです。
 それでは皆さんよいお年を。

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プロフィール

TOGU

Author:TOGU
鳥見と糖分摂取を生きがいとするダメ社会人のブログ。

内容は9割方鳥見の記録です(残り1割も生き物ネタ)。

リンクはたいていの場合大歓迎ですが、一応コメントで伝えていただけると嬉しいです。

まぁ、誰も使う人はいないと思われますが一応写真の無断使用無断転載禁止です。
なにか御用の場合はvulpesmustelaアットyahoo.co.jp(アットを@に変えて下さい)まで御連絡下さい。

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